友人が作っている玉ねぎを一つもらった。
久しぶりに昼食を共にした時に、持ってきていて。
新玉ねぎがおいしい季節。
玉ねぎは毎日欠かさない。
お酢につけて、、サラダにたっぷり入れて食べているのだけど、そこに使わずに、どんな味か、焼いて食べようと思った。
ステーキ肉の、添えにして。
ふと、ニューヨークの、ブルックリンにある、有名なステーキハウスが頭に浮かんだ。
ステーキの添えに、大きな玉ねぎの輪切りを、別に注文する。トマトなども。
けっこうな値段。
半年前に、予約を取らないと、ダイナーは難しいとさえ言われる、ステーキ好きなら、誰もが知っているお店。
ランチだつたら、運良く空いていることもある。
ニューヨークに息子が住んでいた頃、二、三回行ったことがある。
当時は、わたしがそれほど、肉ファンじゃなくて、むしろベジタリアンだつた。
格式張らない、フランクさは、社民的だけど、お値段は、一流。
美味しさは、超一流。
玉ねぎを、輪切りにしただけなのに、なんなんだ?という値段だったと記憶している。
でも、美味しい。
今となれば、ニューヨークのアパートは売ってしまって、ケチらずに、行っておけばよかったと思うけれど、けち臭く節約していたので、今の余裕があるのだから、とも思う。
それに、美味しいものって、舌がしっかりと覚えているから、食べたのと同じ。
友人からもらった玉ねぎは、新鮮で美味しかつた。
付け合わせになる、ステーキは、身体が喜ぶ、赤身。
家庭料理だから、可もなく、不可もなく。
あっさりして、毎日食べられる味が丁度いい。
また、行けるかな。
ニューヨークには、行けるけど、ブルックリンの、ビータールーガースは、無理だろうな。
一人じゃ。