二階の寝室に置いていた、アンプとコンバーターを、一階の居間に持ってきた。
これらは、元町のガード下で、買ったもの、
随分前のことだ。
スピーカーは、友人が手作りしたものをもらった。
スピーカーの音は、すごく良い。
アンプと、プレーヤーを日本橋で探してたけど、
元町に遊びに行った時に、見つけて、これは掘り出し物だと友人が言うので、その場で買った。
喫茶店や、商業施設で使っている、本格的なもので、ディスクが、7枚、続けてかけられる。
我が家は、小さいので、少し大きくすると、すごい音になる。
母のところにあった、CD‐プレーヤーを、居間に置いて聞いていたのだけど、音の良いものが聴きたくて、二階から、一人で、持ち運んだ。
機械音痴の私だから、つなぎ直すときに間違えたらいけないと、何度も確かめて。
当時買ったときには、アンプが重くて、友人に運んでもらった。
頼もうかと思ったけど、自分でやってみた。
重かったアンプも、大したことない。
筋トレで、腕の筋肉ばかり発達しているのが、功を奏した。
足の筋肉は、普通。
9ヶ月前の、トレーナーの個人指導をお願いする前と変わらない。
前回のトレーニングの時に、その話をすると、
コーチは、足の筋肉の測定は、いい加減なものであてにならない。バーベルを何キロあげたら、良いのか、と足の筋肉が増えなくて、嘆いているビルダーがいるという。
アンプの後ろを見ると、いくつもつなぐところがある。ビデオだとか。
これは、もしかしたら、フルーレーディスクと繋げば、テレビの録画したものを、このスピーカーで聴けるようになるかも。
テレビの音声も、このスピーカーで聴けるかも。
そこまで行くと、私にできることじゃない。
誰かに頼まないとできない。
昨日の、法事に参加していた、ご主人のお兄さんが、
頼むことはなかなか難しいことだけど、人に頼まなくちゃいけない。
いつも 正装して、しっかりした女性で、ものもはっきり言う人だったらしい。
亡くなって、訪ねたら、家の中がゴミ屋敷になっていたという。
家に入られたくなくて、自分でやろうとしたらいけない、できない。頼んで、断られたら、その時に考えたら良い。
頼んで、引き受けてもらえた時の嬉しさや喜びの方が大切だと言われた。
そのお兄さんは、社会的に成功者で、大学の教育に携わったらり、どこかの大学の偉い役職にもついて、大阪の文化構想の メンバーになっているような人。
奥さんは、BNW、かっこいいスポーツカーを運転してどこにでも車。
二人でヨガをやっておられるのを聞いて、わたしも始めた。
スマートでかっこいい体つきをしておられた。
友人の妹さんは、、大家族を束ねて、古い京都の風習のなかて、切り盛りしてきた、肝っ魂母さんのような人。
学校の代表や、町内の役員なと、世話役を頼まれては、引き受けている人で、友人とは姉妹だけど、正反対。
その人は、迷惑はかけたら良いのです。お互い様。一人で何でもやれるわけないのです。
頼めることができたら、一人前だと言われる。
本当に、頼むというとは、プライドが邪魔したり、迷惑かけたくなかつたり、断られたら嫌だと思ったりで、なかなか難しいこと。
人という字は、支え合って寄りかかりあっている。
お金を出して頼むのは、誰でもできる。
人の善意にすがれたら、一人前ということなんだろう。
一人で、運べて、素晴らしい音で、好きな音楽が、お茶の間の皆で聴けるようになって、
とにかくは、良かった。