グランドオペラ共同制作は、文化庁文化芸術振興の助成金を受けて、共同制作されたオペラで、東京フィルハーモニーのアンドリアバッティスティー指揮。二期会の福井敬さんが、ラダメスを演じ、アイーダには、モニカ、ザナッテン。
二期会の、清水香澄が、エジプト国王の娘、アムネリス。戦士、ラダメスに恋い焦がれ、アイーダの恋敵。力と権力で、ラダメスを獲得するが。それがラダメスを死に追いやる結果になる。
観客を魅了して拍手喝采。
アイーダを演じた、モニカは、細くて美しく、声量のある歌手で、アレーナ、デイ、ベローナで成功を収め、ボローニャ市立劇場。パーリ劇場、モネ劇場、などで、同役で披露。
その他の出演者も、実力のある人達。
演出は、ジオリオ、チァバツティ。イタリアをはじめ、世界の舞台演出を手掛けている。
バレーが、また素晴らしかった。
ソリストが二組。東京シティバレー団のメンバーが多数。
なにもかなが素晴らしくて。
時間の経つのを忘れて、幕見での、短さ。
二回の休憩を挟んで、終演は10時。
仕事帰りの人達が来れるようにとの配慮で、開演は6時半。
完売の劇場は、高揚した人達で満たされた。
衣装は、ローマ歌劇場。
文化庁文化芸術振興費補助があり、佐渡さんや、東京フィルの、首席指揮者を務める、アンドレア、バッテイストーニ、演出の、ジュリオ、チアバツテイなど、世界を股にかけら指揮者や、オペラの舞台を作る実力のある人達で作り上げた舞台。
こういう機会は滅多にないのでは?
福井さんの演じる、ラメダスが、舞台の最初に歌いだすと、鳥肌が。
メーキャップをすると、すつかり変わる。
背が低いのをカバーして、ヒールのある靴を履いていたので、アイーダとバランスが取れていた。
札幌、神奈川、兵庫県立、が終わって、あとは、iichiko綜合文化センターの公演が残っているだけ。
こんなに素晴らしい舞台をだからこそ、公演も、1日だけなのかもしれない。
それぞれに予定の詰まった楽団や、人達だから。