フェスティバルホールで、毎年恒例の新春ニューイヤーコンサートに行きました。
毎年出演している福井敬さんのテノールが聴きたくて、毎年楽しみなコンサートです。
会場を埋め尽くす観客。
今年は、2年前と同じく、一番前の席。3000円の安い席が買えました。
去年は売り切れてて、6000円の席で、全体が良く見えて良かったのですが。かぶりつきが好きなんです。
このコンサートは、馴染みの曲ばかりを選んでいます。
今年は福井さん、もっとも良く歌っている、プッチーニの、テゥーランドッドから、、誰も寝てはならぬ、を熱唱。
フエードラから、愛さずにはいられない、を最初に歌って観客を沸かせました。
福井さんが歌うと、フラビが飛び交います。
ソプラノで迎えた、幸田浩子さんも、椿姫の中の、そはかの人か、花から花へ、が素晴らしかった。
大阪フィルハーモニーの演奏と、後ろに控えた、大合唱団が演奏をホローして、なくてはならない存在感を発揮。
大フィルの演奏で、フィンランディアは、ひどかった。
間違いも良く聞こえる位置にすわつているので、音の悪さが良くわかる。
バイオリンが主導する演奏はまだ良かつた。
なんでもですが、良いものを聴く機会に恵まれると、耳が肥えているというか、要求する音とのギャップにがたんとくるものです。
フィンランディアは、私の好きな曲だけに聴きずらかった。合唱が助けてくれました。
ギター演奏の、朴 葵姫、の演奏も素敵でした。
美しい調べで、柔らかく奏でる、トレモロ奏法が、独特の、ささやくようで、しっかりと届いて。
私は最初に演奏した、アルフアンブラが良かった。
次の、禁じられた遊び、であまりにも有名な、愛のロマンス、は、強弱のはっきりした力強さが欲しい。
最後の演奏は、威風堂々。お正月らしい、華やかさがある。これからの希望がみなぎる曲。
アンコールは、椿姫の乾杯の歌。
福井さんが、私側のそでから出てきて、感激。
合唱も良かった。ソプラノも。
最後は、いつもの手拍子で。
皆、満足して帰って行った。
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