青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

バリの銀行

 

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昔は、クレディ、リオーネの、イタリア通りにある本店の口座だつたが、日本語対応の、オペラ通りにある銀行に変わって日本語で会話ができるようになり、随分楽になった。

ここは、日本からの留学生達や、たくさんの日本人が取引している。

簡単に口座も作ることができる。

でも、書類はすべてフランス語で送られるので、辞書を引いて読むのが面倒で、来てから行けば良いと考えていたら、とんでもないことが起こっていた。

ランデブーを取りに、銀行に行き、長い間待つて、やっと、ランデブーを取つた。

普通は、来週の、というのを、土曜日には帰るので、と言うと、午後に変更してくれた。

ヘンリーという名の担当者なので、また、フランス語で応対か、と思ってたら、ペラペラの日本語を話す人だとのこと。

 

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一旦アパートに帰って、昼食に、近所の中華屋さんで、持ち帰りのランチを買った。焼肉とカレーの焼き飯に、小さな春巻きがついて8ユーロ。安い。

スーパーで買っていた野菜と一緒に半分食べて、

 

忘れて来た、解約用の紙を持って、午後出かけた。

 

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まだ時間あるので、そういえば、オペラの両替屋さんが、良いレートだと言ってたつけ、と思い。近くの両替屋を見ると、

本日は、特別良い両替と書いてて、3000円を試しに、両替してみたら、なんと、もらったのは、1ユーロが、160円の計算になる。

腹が立って、キャンセルしてもらおうと思ったが、私の次にきた客が、金を持ってきて、判定に時間かかって、銀行のランデブーの時間になってしまった。

 

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気になりながら、銀行に戻った。

クレジットカードはとっくに、期限切れで使えなくて、口座も、取引が一年以上ないので、休眠口座になっていて、住民表を送らないと、解除されないことになっていた。

お金は出ない。万が一の時に持っている、トラベラーチェックは、預け入れだけしかできない。

クレジットカードは、やめることにして、費用のかからないのは、ないかと聞くと、三日で100ユーロしか出せないものなら、無料で作れるとのこと。それにしてもらった。

そのカードも、後日、日本に郵送されるので、

休眠口座が解除されるまで、お金は出せない。

口座を閉めるには、日本からでも、書類を送ればいつでも閉められるとのこと。

だけど、昔入った、住宅用の貯金が、利子が良いので、置いておいた方が良いので、しばらくはそのままに。

 

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ランデブーが終わったので、先の両替屋に行き、

ひどすぎると言って、日本円に戻して欲しいと言ったら、笑って、出来ないと首を振る。

わたしが、売りと買いを間違っていた。

レートはわざと、飛びつくように書いていて、知らない日本人をカモにする魂胆。

オペラ座近くにある、以前あったアメリカンエクスプレスのところに行くと、その辺りはたくさんの両替屋が競争になつていて、レートが良い。

これだつたら、1ユーロが121円とか、122円。

アメリカンエクスプレスは、5年前に閉鎖されて、今は、コミッションを取るようになったけれど、

200ユーロで、5ユーロのコミッションだった。

お金ができたので、やれやれ。

クレジットカードで、ほとんど通用するけれど、ある程度は持ってないと不安。

クレジットを使っても、レートは、両替した程度に計算される。

時にはもっと。

 

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それに、みだりに使うのは危険。

目の前で処理するところしか使わない方が良い。

パリは泥棒の街だから、当たり前のことなのだ。