佐渡裕指揮、海外からら、ゲストを迎えて、芸術センターの定期演奏会。
弟からチケットをもらったので、楽しみにしていました。
コロナの後遺症で、酷かった咳も、治まってきて、飴をぽけっとに、
水を席の前に置いて、準備OK。
佐渡さんが、演奏前に挨拶と解説しているのは、聞こえない。
両耳を立てると、集音の役目で、聞き取れるか微妙。
最初の、ハイドンは、25分なのに、長く感じた。
途中、瞬間的に居眠り。
20分間の休憩を挟んで、ブルックナー第6番。
最初の出だしが圧巻。
管弦楽の醍醐味を味わって、ブルっときた。
舞台一杯に、演奏者が増えて、壮大でダイナミックな音の饗宴。
佐渡裕が好きそうな、曲。
ベルリン交響楽団や、海外で佐渡さんと演奏している、パートの
マスター達が、芸術センターの団員を引き上げていた。
演奏が成功するかどうかは、指揮者の技量と感性に、演奏する人たちの
心と技術が、呼応して、音楽の空間を作り出し、聴衆が共有できるか
で決まる。
西宮文化センター管弦楽団も以前は酷かったけど、佐渡さんが、
世界を巻き込んで、成長の著しい楽団に育てている。
舞台も、演奏家の演奏もよく見える席。
アンコールに、すみれの花咲く頃、を演奏。
和んだ雰囲気。
宝塚の音楽の歴史と華やかさを具現化するような曲。
幸せな気分を抱いて、思わず口ずさむ。
すみれの花、咲く頃。
初めて君を知りぬ。