YouTubeで、スエーデンから情報を発している女性二人。
今回は、寝たきりがいないスエーデン方式について。
日本では、2015年時点で、寝たきりの高齢者が、150万から200万いる。
団塊世代が、75歳以上に達すると、介護にかかるお金が、膨大に膨らむと
試算されている。
日本の平均寿命が世界一だが、寝たきり介護の人数が多くて、健康寿命
は、ずっと低い。
家族にかかる負担も大きく、介護のために、仕事をやめなければならない
ケースも多々ある。
日本の平均寿命が84歳、スエーデンは82歳。
一人暮らしがほとんどのスエーデンでは、一人で生活できるためのサポートが充実。6%の人が施設に入っている。
家族と同居している人は4%。
施設に入るのは、看取りの三週間前。
自分の口から食べられなくなると、延命治療はやらないで。自然に任せる。
胃瘻や点滴などは、虐待だという考え。
日本は感情が優先になって、家族が客観的な判断ができない。
金銭的にも、世話でも、政府は、家族に頼っている。
高齢者自身も、自立していない。
個人主義が成熟しているスエーデンと家族主義に依存する日本。
母は施設にいる。
施設では、緊急時の対応を家族で決めてもらう。
病院に搬送するか、施設で最後を迎えるか。
私たちは、自分の口で最後まで食べられるように
延命は一切やらないことに決めた。
叔母の悲惨な状況を長年見てきたからできた決断だった。
母は、食べ物が、肺に入ると、すごい力で、咳き込で吐き出している。
たまに熱が出るが、治る、という状態。
この前は、もうダメかと思われた。
今は穏やか。
食事はしっかり食べて、持参するプリンも食べる。
施設に入ると長生きするよう。
母は自分のお金で施設費を賄っていて、家族には何の負担もないので、
自立して一人暮らしをしているのと変わらない。
恵まれた環境にあって、スタッフも良くお世話してくださるので、
母は長生き。
母が生きていてくれることは私の生きがいになっている。
いい関係を保てている。
コロナのワクチンもやってない。施設でワクチン接種済みの
感染者が出ているが、母は自然免疫。
スエーデンでは、コロナ規制を撤廃している。
健康維持のために、ジムの援助金はあるが、人間ドックがない
とか。
それも、合理的で、税金の無駄を省ける。
自己管理が基本の考え方。その上で、社会保障が
充実している。