青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

寝たきりがいないスウエーデン

 

f:id:happyengel:20220703115944j:image

YouTubeで、スエーデンから情報を発している女性二人。

今回は、寝たきりがいないスエーデン方式について。

日本では、2015年時点で、寝たきりの高齢者が、150万から200万いる。

団塊世代が、75歳以上に達すると、介護にかかるお金が、膨大に膨らむと

試算されている。

日本の平均寿命が世界一だが、寝たきり介護の人数が多くて、健康寿命

は、ずっと低い。

 

家族にかかる負担も大きく、介護のために、仕事をやめなければならない

ケースも多々ある。

日本の平均寿命が84歳、スエーデンは82歳。

一人暮らしがほとんどのスエーデンでは、一人で生活できるためのサポートが充実。6%の人が施設に入っている。

家族と同居している人は4%。

施設に入るのは、看取りの三週間前。

自分の口から食べられなくなると、延命治療はやらないで。自然に任せる。

胃瘻や点滴などは、虐待だという考え。

日本は感情が優先になって、家族が客観的な判断ができない。

金銭的にも、世話でも、政府は、家族に頼っている。

高齢者自身も、自立していない。

個人主義が成熟しているスエーデンと家族主義に依存する日本。

母は施設にいる。

施設では、緊急時の対応を家族で決めてもらう。

病院に搬送するか、施設で最後を迎えるか。

私たちは、自分の口で最後まで食べられるように

延命は一切やらないことに決めた。

叔母の悲惨な状況を長年見てきたからできた決断だった。

母は、食べ物が、肺に入ると、すごい力で、咳き込で吐き出している。

たまに熱が出るが、治る、という状態。

この前は、もうダメかと思われた。

今は穏やか。

食事はしっかり食べて、持参するプリンも食べる。

施設に入ると長生きするよう。

母は自分のお金で施設費を賄っていて、家族には何の負担もないので、

自立して一人暮らしをしているのと変わらない。

恵まれた環境にあって、スタッフも良くお世話してくださるので、

母は長生き。

母が生きていてくれることは私の生きがいになっている。

いい関係を保てている。

コロナのワクチンもやってない。施設でワクチン接種済みの

感染者が出ているが、母は自然免疫。

スエーデンでは、コロナ規制を撤廃している。

健康維持のために、ジムの援助金はあるが、人間ドックがない

とか。

それも、合理的で、税金の無駄を省ける。

自己管理が基本の考え方。その上で、社会保障が

充実している。