青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

自由にものが言えない国

 

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世界には自由に言葉を発せない国は多い。

日本に生まれてよかった、と最近になって

痛感する。

香港の現状は、見るに見かねるものが

あって、腹立ちさえ覚えるのだけれど、

こういうことをネットで言うだけでも、

危険なのかもしれない。

 

昔、日本は、戦時下にあって、人間主義、自由、

民主主義を訴える、知識人や文化人は、

酷い暴行を加えられ、獄中で亡くなった人もいた。

国民は、誤った情報の元に、神風が吹くと、

本当に信じていた人も多い。

善良な人間が、恐ろしい悪魔にも、盲信によって

易々と変われることが、最も恐ろしい。

 

原爆を投下されなければ、国民は全壊滅の道を、

辿ったのは?

戦後、アメリカが押し付けた、民主主義が、

日本を救った。

日本が押し付けられて作られた、日本国憲法は、

世界で最も平和を謳う、優れた憲法なので、

この憲法に元で、私たちの、生活と自由が保障されている。

 

アメリカに原爆を投下されることは人間のやることとして、

許しがたい悪であるが、その悪によって、日本は、全体主義から救われて、

民主主義国家に生まれ変わることができた。

 

アメリカを批判する声も多いけれど、自由が保障されるという点に置いて

世界中から、自由を求めて、避難して押し寄せる、憧れの国であることは

変わらない。

アメリカにおいても、戦時下においては、映画人が、迫害を受け、

スイスに逃れた人達もいたけれど、アメリカにいた日本人は、

隔離されたが、拷問で死ぬような扱いは受けていない。

 

香港のようになったら、と思うとゾッとする。

香港の人達は、中国に返還されてから、

この暗黒の時がやってくることを、想像できなかっただろう。

自由が保障され、それが当たり前だったのだから。

 

私も、想像できない。

日本が、統制され、自由を奪われる時がくることを。

 

日本は、何も決められない国、と言う批判はあるが、

一発で決められる国の危険さの方が恐ろしい。

あれやこれや、進まない行政も、より良い道を

探しながら民意によって、

動いて行くのが民主主義の基本。

 

アメリカが、自分の都合の良いように、日本の憲法を

変える後押しをしている。

戦争に参加できる国に、憲法を変えようとしている。

 

平和であることの大切さを思う。

このバランスが崩れて、行かないように、

国民が賢明でなければ、と思う。