三婆を、松竹座に観に行きました。
大竹しのぶ、キムラ緑子、渡辺えりの3人の出演者で、観客は若き人も多くて、満員御礼の札がかかっていました。
それそれ、芸達者な三人、
それぞれのキャラクターにぴったりのはまり役。
仲良し三人組が楽しんでやってる、という感じで、
観客も笑い声が高くなる。
舞台装置の美術感覚が良かった。
ノスタルジーを誘う、昭和の日本の家。
小さな旅館でも出来そうな、いくつかの部屋が独立して作られていて、三角形の建築の中庭には、大きな木がアクセントに。
部屋の屋根が夕焼け、夜明け。
釜戸のある台所。
各地の保存された家でも見られるような作り。
闘病しながら、病気の方が退散しそうな、バイタリティのある友人と、ハリ重で、中途半端な時間の食事。
わたしがいつも食べてる、牛カツ。
薄いね、という。
そうかな、わたしは感じたことなかつたけど、
そういえば、かも、
観光客が押し寄せるまでは、900円だった。
今は1200円。消費税含むと1300円。
牛カツの牛肉は、ハリ重のお肉だから、高級品を使ってるわけで、分厚いわけない。
この値段だもの。
ハリ重で、観劇のお弁当に売ってる、牛カツサンドは、もっと高くて、1700円だったか。
この店の味も、レトロ。
昔ながらの洋食屋さん、という感じで、
わたしは、デミグランスソースがたっぷりかかった牛カツが好きなのだ。
添え物のキャベツ、もっともらえないの?
と聞かれたら。
なるほど。とんかつだと、キャベツのお代わり自由。
ハリ重の、カレーハウスの方で、値段を安くしている店。
厨房はレストランと同じなので、品質は悪くない。
ご飯も安物の店と違って、美味しい。
食後にコーヒー頼んだら、ミニコーヒーしかなくて、向かいの、やはりレトロっぽい喫茶に。
松竹座の真向かいにある。二階にある喫茶は、フルーツジュースが自慢の店。
コーヒーにケーキをつけると、ケーキが250円になって、割安。
友人は、牛カツでは、お腹がまだ空いているようで、ケーキセット。
わたしは、どこにも入るスペースない。彼女は、
その後も、ちいさなケーキを食べたりで、すぐにお腹がすくよう。
胃が丈夫で、消化が早い。
わたしの胃の働きが鈍いので、何時間も胃の中に居座ってるということか、ようやくわかったような。
お腹空くと、不機嫌になる人、何人か知ってるけど、胃が要求するのね。
わたしは、お腹空いてる時、スッキリして気持ちいい。