最高だった。
素晴らしいコンサートだった。
玉置浩二、プルミエール、シンフォニックコンサート。
2018THE GRAND RNAISSANCE. CARTAIN
CALL,
以前に、西宮芸術的センターで、やはり、オーケストラコンサートをやった時には、私はお腹の熱で苦しみながらも、出かけていったのだけど、今日は元気。
席は二階のRで、舞台がよく見えて、良い席だった。
チケットは正規は売り切れで、プレミア付きを買うのをためらつてたら、広島の人が、行けなくなったからと売り出なでてて、正規の料金で譲ってもらえた。
良い席です、と書いてたの、本当だった。
三月二日の、愛知県芸術劇場から、福岡、横浜を経て、フェスは、二日間の公演。
会場はもちろん満席。
フェスティバルホールで、玉置浩二と安全地帯のコンサートを聴きに行った時は、始めたか総立ちで、前の人で、舞台が見えなくて、せっかく良い席を買ったと喜んでたのに、立ちっぱなし。
今日は、オーケストラが入って、座って聞けたので良かった。
総立ちになるのは、ドームとか、最初から立ち見のある会場だと良いだろうけど、フェスティバルホールは、じっくりと音楽を聴くホールだと思う。
最初は、歓喜、から始まった。
オーケストラも良くて、玉置と呼吸がぴったりあって、玉置の管弦楽用に編曲されたものが、壮大で、拡張高く、海外でも評価が高い、玉置の才能と力量、音楽家としての質の高さを証明するコンサートだった。
どれも良かったけれど、中でも、「行かないで」と言う曲の、玉置の高音が素晴らしい。
バランスのとれた、美しい曲。
玉置は、舞台に出た時から、最後まで、話さない。
頭は、曲のたびに下げたり、指揮者を讃えるように、手を差し出したりするが、話すことはない。
わたしは、そういう玉置が好き。
シャイなのか、口下手なのか、話すよりも歌で観客の心に届けようとするのかわからないけど、
音楽が前面に出て、歌う玉置の歌にかける純粋性が出てて、観客は玉置を通して、音楽と共感する。
熊本大地震の復興に力を尽くしいる玉置は、今年念願の福岡では、DVD付きのコンサートを6000円にしている。
愛は熊本から、と募金の呼びかけ。
休憩時間に、コーヒー飲むのをやめて、募金箱に1000円入れてた。その時はあまり入ってなかったけれど、終わってから、募金箱に入れる人が増えていた。
コンサートに来る人が全員、少しでも箱に入れたら、相当の額になるのに、と思う。
募金に関心のない人が多い。
京都でチャリティ募金を目的とした、舞台を、猿之助達がやっている。その時は、幕前に、猿之助も、募金箱を持って呼びかけるので、結構沢山の人が募金に協力している。
コンサートの最後の歌は、夏の終わりのハーモニー。その前は、ワインレッドだった。
アンコール曲は、田園と、メロディー。
玉置は、時折、マイクを離して、地声だけで、歌う。
アンコールの、メロディーでも、最後に、地声で、声を限りに歌った。
アンコールに応えて、何度も出てきて、すごく上機嫌の玉置。
大阪のフェスが好きだと言っていた玉置。今回も、アンコールが鳴り止まなくて、玉置の感謝のジェスチャーも、チャーミングだった。
終わって、観客の声が聞こえる。
あんなに何度も出てきてくれて、可愛い。
玉置のフアンは、カップルで来る人が多い。
年配の夫婦らしいカップルが手を繋いで帰っていく。
玉置の、愛の歌が、夫婦に、愛し合いたいおもいをよびおこしたのだろう。
玉置のフアンじゃなくて、音楽家としての玉置を評価する人も多い。
海外進出を、玉置の評価は不動のものになっていくのも頷ける。
帰り道、アンコールの最後の曲、メロディ、を歌いながら。
玉置の生のコンサート。夢じゃないかな、と思うくらい、現実感がない。