道頓堀界隈は、くいだおれ。
たこ焼き、お好み焼きなどの、大衆的な安いものから、大阪の台所と言われる黒門のフグ料理に、かに道楽などの、値段の高いものまで、美味しいまので、一杯。
夫婦善哉を書いた、織田作ご贔屓の、法善寺横丁はの中の、ワインバーが、ルクサに出てて、チケットを二枚買っていたので、ピアフの余韻は、ワインが良いね、という結論。
友人は、かに道楽も魅力を感じていたようだけど、まずはワイン。
シャンパンも飲み物に入っていて、友人はシャンパン二杯。私はシャンパンと赤ワイン。
テリーヌとピクルス、チーズがついて、1980円。
72パーセント引きと書いていた。
パンがないとチーズが食べられないと、友人がパンを頼んだら、薄い薄いバケットが二枚出て来た。
あれほどの薄さは見たことない。
あまりの薄さに、もう二枚頼むと、これはサービスですと、マスター。
カウンターに、我が家にあるデキャンタと同じのがある。
それと同じのもつているのですが、一体どのくらいするのですか?と聞いてみた。
もらったのですが、と言うと、ピンキリだそう。
クリスタルなら、30万。道具屋筋で、7000円でも。
友人はそれどうしたの、と聞くので、ちょっとと曖昧な返事。
実は、それは、オークションで、落札してしまって買わなければならなくなった代物。
この場で、そんなこと言えないものだから。
ま、7000円で売っているのなら、後悔しなくても良い。
ちょっとリッチな雰囲気を味わって、お腹を満足させるために、道頓堀の、すし三昧に。
江戸前の寿司は、一肌のシャリの旨さを味わえる。
お酒の後、寿司が良い。
寿司は、屋台で一つ、二つ、つまむものだった。
魚の赤だし。魚が一杯入っている。