おにぎり持って、万博公園で散歩しない?
メールをもらって、返事ができない。
疲れていて、万博公園は、家から、遠い。
散歩なら、家の周りを歩くので充分な気がする。
翌朝、電話すると、箕面の森林公園に行く途中だとか。
元気ねー。
夕方、わたしはジムに重い体を押して、出かけた。
20分歩いて、ストレッチして終わり。
お彼岸の最終日。
今日は行かなくちゃ。
お墓参りと、その後、一心寺さんに。
歩いて、散歩兼ねて、出かけた。
どうしても行かなくちゃならないところへは、出かける。
涼しくなって、歩きやすくなった。
車で行けば楽だけど、歩かなくちゃ。
出るまでは、億劫だけど、出てしまえば、
早足で歩く。
お墓参りも一心寺も、気になることが終わったら、
気持ちはスッキリして、軽くなった。
お昼は抜き。
あまりお腹空かない。
お彼岸のお供えを送ったら、早速電話がかかってきた。
いつも長話になる。
最近、歩き出したら、太ももが痛くて、凹んでいるという。
家内は、良く頑張って歩いたと、感心する。
抗癌剤に打ち勝つために、ご主人は、毎日。1時間の散歩に付け合っていた。
休みながら、後ろから、動かない身体を、押して、歩いた、以前に聞いていた。
良く頑張って歩いた、と、今気づいたよう。
元気な人間には、わからない。
わたしだってそうだと思う。
無理に勧めるのは良くない、ということを、ご主人の話を聞きながら、反省する。
抗癌剤の付き合い方、を見ていると、身体が辛い時は、充分休むこと、体力がある時は身体を動かすこと。と、書いている。
頑張らないこと、諦めないこと、きっと治る。きっと良くなる。と信じて、希望を持つことが、
癌を克服する特効薬のように思う。