滅多に、腹立たしいと思うことのない私。
怒りが湧いて。
ストレッチをしながら、テレビから流れる、山中教授のインタビューを聞いていたら、
ひどい話。
山中教授のips細胞は、早く患者さんのところに届けられるように、との願いから、世界中からオファーがあれば、安価な値段で、使用方法を公開している。
アメリカを始め、応用研究が進んで、多くの特許申請が出ている。
その実用化も進んでいる。
スイスで、薬が発売されているが、超高額の治療で、一回の投与が3000万以上。
山中教授は、日本で、産学連携の、民間企業と、
日本独自の研究を進めて、実用化を図りたいと言う。
山中教授の願いが、届いていない現実。
患者さんを助けると言う願いから、かけ離れて、
金銭の争奪に走っている。
腹が立って、腹が立って、怒りで、震えるよう。
武田薬品と、共同研究しているけれど、武田は、企業の中の一部の研究。
専門に特化した研究ができる企業と、日本独自に開発を進めて、安価に、待っている患者さん達に、
届けられるようにしたい、という山中教授の願い。
アメリカでは、大学の研究への、寄付金が、日本の何十倍もある。
京大の研究を育てるために、優秀な研究者を育てるために、山中教授は、マラソンで、寄付金を募っている。
日本では、東大をのそわいて、補助金は貧しい。
これも、官僚主義のなせる差別。
日本の企業や、個人の資産家達。
アメリカのように、寄付をしない現状。
日本も、寄付すれば、税金免除されるというメリットはあるもものの、それさえ知らない人も。
わたしが腹だたしいのは、
善意を、悪用する人がいて、人の命を、金で左右する人間に対する怒り。
海外の研究者が、企業と結託して、二重の罪を犯している。
すごく腹立たしくて、悲しい。