岸恵子が見たくて、西宮芸術センターでの、一人芝居、わりなき恋、を楽しみにしていました。
中あたりの席だつたので、全体には、よく見えたのだけど、オペラグラスを使って見ると、つけまつげをしていて、美貌の衰えが見えますが、エレガントで、洗練されたスタイルは素敵。
ヒールを履いて歩く姿が少し。
なんどもお洋服を着替えて出て来られ、着こなしが素敵。
わりなき恋、は、小説ですでによんでいたのですが、舞台の方が良かった。
音楽は福井さんという人で、演奏がとても良かった。音楽に合わせて、岸恵子の語りで進行して行きます。
バックに映し出される、風景と音楽、ファッションと語り。
最初、黄色いスーツを着て現れた岸恵子は、白や赤の、黒から、最後はまた黄色いスーツ。ミモザの花が、スクリーンに映し出された。
黄色いミモザと同じ色の服装。
12歳年下の男と別れた女は75歳だつた。その女と同じ歳になった男が女の家を訪れる。
主人なき家の庭に、ミモザが咲いていた。