庭に出ると、ジリジリと暑い。
大木が光を遮って、庭の緑をかばってくれていたのだ。
むき出しの庭。
植木屋さんの仕事は午前中に終わった。
アルミの生垣が、木に押されて、一部壊れているのが明るみに。
切ってもらって正解だった。
外から丸見えなので、適当な木を植えてもらう。
夏は、植樹に向かないので、秋になってから。
常緑樹の、あまり背が高くならないものが良いとのアドバイス。
年に一二度、来てもらっていれば、これほど大変な仕事にならなかった。
男手のある家は、ご主人が庭木の手入れをしているところもある。
留守宅で、植木屋に一任している家もある。
これからは、私も、お任せにしても良いなあと思っている。
自分ではできないことに、代わりにやってもらえることに使うお金は惜しまない。
自分でできることはできるだけ人に頼らず、自分の身体を使うことも、惜しまない。
普段はタクシーを使わない。荷物があっても、自分で運べるなら、タクシーを使わないで、公共手段を使っている。
歩くことが難しい時に、タクシーに乗って、目的地に連れて行ってもらうと、有り難さが身にしみる。
そいうことに、お金が惜しいとは惜しいと思えない。
ただ、使えるお金があることには、恵まれていて、有難い、感謝。
私は思う。
どこかのテレビで、アン、ミカ、という人が、顔に注射をしてもらっていた。
シワ取りなのか、施術代は50万円だとか。
そういうお金は贅沢だとは思わない、と言っていた。
私は、そういうことにお金をかける気もないし、必要もない。
、彼女達は、美顔で仕事をしているのだから、必要経費なのだろう。
お金の使い方は、人それぞれに、
値打ちがあるというものにかけているのだと思う。
価値観は様々。
誰だって、限りがある。どこに使って、どこで仕末するか、皆、やっていることだと思う。