青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

散歩

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申告後の税金を払いに郵便局に行きました。家にいると歩かないので、お天気も良く少し歩いてみようと。

もうずいぶん会っていない友人の家のあたりまで歩いてみました。

家はまだあるかしら。30代の頃、本屋をやっていたのですが、その頃、偶然近くに高校時代の友人がいることを知り、車で本の配達をする時に、時々、酔ってはおしゃべりしていました。

20歳以上も年上のご主人は、友人をとても可愛がり暮らしも豊か。ご主人に甘えて、ぜいたくなものを買ってもらったり、ベンツの車を買ってもらって、ゴルフを楽しんで、何不自由ない生活をしていた人です。

ご自分の母親も引き取って、3人で暮らしていた時期もあり、幸せな人生を送っていたように思われました。

お母さんが癌で亡くなられて、彼女も初期のがんが見つかって、早かったので、助かった。それも天国のお母さんが守ってくれたの、と。

 

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その後何年かしてご主人が亡くなられたと言う年賀状をいただきました。

お元気だった,ご主人も、癌との闘病生活。友人はゴルフを止めて、ご主人の看病に。

大型のベンツもなくなられてから処分され、1人住まいは寂しいからと、北海道で看護婦をしていた姪を呼び寄せて2人で暮らしていました。

その後、整骨院でたまたま一緒になった友人から、姪御さんが心臓病で4年も持たない命だと。これから看病の日々になりそうと。

年賀状の挨拶を、今年限りに、と。

それ以来、音信不通だったのです。本当に久しぶりにそのおうちのあたりまで行くと、白髪の女性が外に出ておられるのが見えて。

 

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お元気なご様子。姪御さんはお元気ですか?近くの老人ホームの看護婦として働いておられるとのこと。

お話ししているうちに、どこにも出られなくなったと言われるので、どうして、と聞くと。2年前に大腸癌を患ったとのこと。

私は知らなかったのですが、最初に癌になったのが乳がんだったそうで、それ以後、甲状腺癌、肺がん、膵臓癌など。そのたびに手術を受けながら、ここまで、大変な苦痛を耐えながら、こられたことを知りました。

数年前に亡くなった。別の友人は10代で癌になり、それ以降、いろいろな場所に転移を繰り返しながら情熱的に,精力的に。頑張って、やはり、大腸癌から、肺癌。肝臓がんなどの転移。

幸せな暮らしの中に。壮絶な肉体的苦痛との闘いを、生き抜けてこられた人達。

人間の生命の強さと、脆さを感じなから、

今,生きていることの喜びと感謝を与えてもらった感じです。