死を宣告された、森永卓郎さん。
精力的に、残された時間を燃焼させている。
彼から語られる言葉は、真実。正しい事を正しい、魔に勝っていることは、間違っている。
権力に恐れる事なく、語れるようになった、と言われる。
殺す必要はない。死ぬのがわかっているのだから、と、淡々と。
三和銀行が、健全な運営をしていたのに、粉飾決算を追わされ、三菱に、合併させられたという。
あの頃、たくさんの地方銀行が、吸収合併された。
バブルの崩壊は、国の経済を破綻させた。
山一証券が破綻して、泣きながら、お詫びを言っていた映像。
まさか、あの大きい証券会社が。
政府は、貯蓄から、投資へ、若い人たちに薦めている。
それは。つまり、将来的年金の破綻を意味している。
自分の老後は、自分で蓄えたください、ということに他ならない。
30年後には、リターンが大きいというのは、資本主義の中での話。
資本主義は、崩壊する、という森永さん。
ヨーロッパは、ものすごいインフレ。
生活できないひとが増えている。
ヨーロッパを経済で、一人勝ちだったドイツも、不景気。
森永さんの予測は、本当かもしれない。