夏の果物は、豊富。
夏は果物の季節。
果物の値段は随分高くなった。
スイカ、葡萄、桃に、梨。メロン。
大好きなスモモも、高くなって、定価では、なかなか買う気にならない。
イカリの、選外品が出ている時に,買うくらい。
昨日、生協に行く用事があって、果物の、選外品が、たくさん出ていた、
イカリはまだ売れる新鮮なものでも、値下げするのだけど、元の値段は高い。
生協は、痛みがあって、食べられるくらいのもの。
桃を2個買って、裏に回ると、スモモや桃がまだたくさん積んであるので、
スモモを二箱。桃を二箱、バナナも買った。
スモモは、破れそうなくらい、柔らかくなって、
甘い。
今朝、バナナを,切つて、冷凍した。
シャーベットがわりに食べる。
今朝、スモモを食べてから、桃を出して、皮を剥いて、切り分けて。残った種についている実を頬張りながら、母のイメージが浮かんだ。
母は、桃の美味しい部分を、父や子供に。
種の周りの残った部分を,母が。
いつも笑顔の優しい母。
自分は、いつも後回しで、誰よりも,くるくると働き、いつも底抜けに明るくて、お茶目。
ストレスの凄まじい環境にあって、上手にガス抜きができていたのか、生来の,性善説を、祖父母の教育から、受け継いだのか。
コーヒーのドリップの、残りにお湯を注いで、飲んでいた。
気前よく、人には、豪快にお金を惜しみなく使って、自分は質素で、ものを最後まで大事に使い切る。
わたしが受け継いだのは、株好きくらいなもの。
後の母の美徳は全く受け継いでいない。
自分を大事にしない母が、かわいそうで仕方なく、反面教師になって。
桃のヘタを食べなから、母が浮かぶ。
母から受け継いだのは、誰かにあげようと、まず思うこと。市販が使うのは勿体無いから、誰かにあげたくなる。
株を続けてきたおかげも大きい。
果物を、定価で買えないわけじゃないけど、
高いなあ、と思う。
高いなあ、と思うものは人に。
値下げ品は、わたし。
スモモは好きだけど,桃は好きじゃなかった。
桃のおいしさを発見したのは,最近になってから。
桃は、父の嬉しそうな顔と、母が、ヘタを食べながら、家族の喜ぶと顔を嬉しそうに眺める顔。