時間の長さは、正確に決まっているのに、人間の心の時間によって、長くも感じ、短くもなる。
友人のブログに、御母様の一周忌のことが載っている。
お正月から暮れまでの速さにため息が出そうな今日この頃なのに、
まだ一年だったの?時間の長さを感じる。
病と闘いながら、この一年を乗り越えてきた,友人のブログは、毎日、今日はコレを食べた、食べられた、という話題と、病院通い、痛み、などの、心痛む日が続いているから。
元気な時は、あっという間に過ぎ去る時間だけど、病と生きる日々は、長い。
治る日を待つ時間の長さを、病気になった人は誰しも体幹している。
辛い仕事に従事している人も、仕事が終わる時間また長い。
終わって解放されて、また、次の仕事に行かなくちゃいけない朝までの、時間は短すぎると感じる。
人が亡くなると、時間の経つのを長く感じる。
悲しい出来事は、長く尾を引く。