青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

玉三郎、新春特別舞踊公演、松竹座

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3年ぶり?の松竹座。

玉三郎からのお年玉,新春特別舞踊公演。

最初の口上は、玉三郎にとっても。格別な思いが伝わってくる。

新春のために、新調した打ち掛けを披露。

ふゆの風物詩、玉三郎の代表的な舞踊,白鷺が雪舞う中に,鮮やかに描き出された作品。

最初の打ち掛けは、夜の紅梅。玉三郎が作る衣装は,伝統工芸のこれ以上は作れないという作品ばかり。

これも最近作られたもので、南座の舞台で、とか。

バツクは、花色とりどりの屏風が舞台一面を飾っている。

玉三郎は、最高のエンターテイメントで、観客に喜んでもらいたい、と願って,新春の幕開けを準備して、観客を迎えたと思う。

ほんのひと時ですが。思う存分楽しんでください、という言葉。

藤娘は、わたしが6歳くらいの頃に習った振り付けと同じもの。

記憶の底にあったものが、蘇ってきた。

玉三郎自身、藤娘について、踊りのお稽古をしていた頃の藤娘で、

舞台で踊るものとは振り付けが違うと語っていた。

不思議に見てると、すべての動きや所作が蘇ってきた。

すっかり忘れていると思っていた。

初めて、発表会の舞台で踊った藤娘。

日本舞踊は。発表会と言っても、ものすごくお金がかかる。次の大舞台の時、子守をあたる予定だった。

親たちが,お金の工面の話をしているのを聞いて、わたしは、日本舞踊をやめると言ってきかなかつた。

滅多にない素質だと、師匠がとても惜しんだと聞かされた。

祖父や両親は。なぜ急にやめると捏ねたのか,わからなかった。玉三郎の舞台はは、藤娘の次に、お祭り。

お正月らしい華やかな舞台。

ウイルス感染拡大中の道頓堀界隈は、わりに人が少なかった。

松竹座近くにある。お肉専門店、はり重のカレーハウスの値段が,三割程上がっている。

 

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値上がりできる店と、潰れている店がある。

まだ、本当の春は来そうにない。