友人の車で、伊賀の陶芸工房を訪ね、足を伸ばして、赤目四十八滝まで、連れて行ってもらいました。
ただクルマに乗っているだけで、楽させてもらった
のに、結構疲れている。
行きは長尾まで電車で、長尾でバックアップしてもらって、帰りは松井山手から、電車で帰る途中。
遅くなることはほとんどないこの頃。
帰り着いたら11時を回りそう。
陶芸のことはよくわからない。
色がいいとか、力強いとか、良いなあ、とかな印象だけで、眺めている。
蘊蓄があるのを説明せてもらっても、すぐに忘れてしまって。
出してもらったロールケーキが美味しかつた。大好きなロールケーキだけど、わざわざは買わないようにしている。
人里離れた、自然の暮らし。
澄み切った空気が、冬を迎えて、さらに透明に感じられる。
世捨て人のような暮らしだからこそ、情熱に燃える火を陶芸に映し出し、色を作り出すことができるのだろう。
生命力と精神の融合によって、生まれる陶芸のように思える。
どっしりと安定しているようで繊細な美しさがある。
天満宮の神様になっている、源頼朝の陶芸品を手土産のお返しにいただきました。
午後遅くなってから、赤目に向かった。
素晴らしい景色。
赤目までの景観が素晴らしい。
四万十川よりも綺麗と言われるけれど、四万十川は行ったことないので比べようもなく。
川から、山の高さまで、車から顔を出して見上げないと、見えないくらい、高く。
到着したところに、昔年のトレーニング施設のような建物があって、そこは宿泊もできるよう。
駐車場に、沢山の車が入っていく。
日暮れが近く、寒い。
山のほうにハイキングすれば、紅葉が見えるのかもしれないけれど、そんな時間はなかった。
帰りの車の中から、影になって、色をなくした紅葉が。
光がないと、美しさを失う。
人間も同じ。
輝かせるか、否か。
心が輝いていれば、顔に現れる。
心が暗くなると、身体もそれに反応する。
ネガティブに考えがちな人、自信がない、という人は、自分の素晴らしさを過小評価している。
周りの人からめて、どうしてそんなに自信がないの?と不思議な人がいる。素晴らしく輝いているのに。