三人が立候補し、演説を聞いた。
石破さんが原稿を読ます、自分の言葉で熱弁。
言っていることは正当で、政治家としてあるべき姿を示していたけれど、自民党の議員のほとんどの人が、関心を持っていない。
菅さんをこぞって応援している。
ということは、自分でできることは、自分で、というスタンス。
石破さんは、自分でできるための、環境を作らなければならないという。
石破さんの理念は、野党が掲げている方向に近い。
二大政党が、政策を競い合うことができる環境が整っていないから、自民党は、解散しても勝つ自信があるから、強気。
菅さんは、働ける環境を整えたこと、雇用が増えて、働きたい人がはたらけるようになったことを強調するが、非正規雇用が70パーセント。
一人では、養うだけの給料がもらえず、共稼ぎで、なんとか、最低の生活を維持している人が多くなってはいないか?
大企業と中少企業。零細企業、給料の差は、大きく開いている。
菅さんのように、誰でもやればなれる、というアメリカンドリームのような強い人ばかりではない。
自民党の議員、党員の、大半が菅さんを支持しているということは、恩恵を被っている人が多いということを示してはいないか?
野党の不甲斐なさも見るに忍びなく、腹立たしいけれど、菅さんの著書が物凄い高い名をつけたり、菅さんフィーバーの、国民も見るに忍びなく、
わたしの嫌いな、評論家が、
政治は、政策ではなく、好き嫌いで決まるもの、といって、何がなんでも嫌いな石破さんを潰すことが目的だとか。
政治家は、自分の好きなように、つまり自分の欲望に合わせて、政治家としての地位を確保することにエネルギーを燃やしているわけ。
あれだけ批判していた、安倍さんの、エコひいき、疑惑も、どこかに行ってしまった。
安倍さんへの同情票が、集まっている。
好き嫌いで、どうにでも変わる、というわけなのでしょうね。