
五木寛之の。大河の一滴、が、今、多くの人に読まれている。
救われた、というメッセージがいくつも届くそう。
わたしは、この本が好きで、間違って、2、3冊買ってしまってという経緯がある。
人に勧めて、読んでもらったり。
昨日、NHKで、五木寛之か、インタビューを受けていた。
人々が覚悟をしなければならない時代が来た、と、語る。
together and alone
から、alone and together
に。
作家は、そういう生きかたをしている人が多い。
村上春樹もそうだろう。
デュラスは、書いている時は
1人、孤独の中にいるある種の幸せ、と書いている。
一人でいて、そして一緒に、ということに当てはまるように思う。
オンラインで、人と繋がること。
一人では、生きていけないということを、実感できるのも、そう。
誰かに支えられているから、生きていける。
過去をふりかえることなく、今を一生懸命生きること。
人間は一滴のつゆ。それは、流れに乗って、やがて大河の一部になって行く。
過去に戻ることはできない。
ということを覚悟して、これからの変化を受け入れ、その流れに乗って、大海の海に、流れ着く。
絶望のどん底に突き落とされて、行き場がなくなった時、わずがな光が見えて来る。希望の光が。
完全なペシマストの、五木寛之が、苦悩の中で、
生き抜いてこれた、強さが、今、絶望感に打ちひしがれそうになる人々の救済になっているのだと思う。