青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

ペスト

 

f:id:happyengel:20200418125826j:image

 

友人からのメールで、今、NHKで、

100人の名著に、ペストをやってる、と教えてもらった。

メールを見たのは、終わってから。

学生時代に、カミユかぶれしていて、ペストは、本棚にあったはず。

あまり触ることのない本棚をゴソゴソ調べていると、読まないで、買っとく、の本が沢山ある。

これらを見ると、にわかに、自分のでいたらくさをつきつけられるようで、暗い気分になる。

どれも、決して安くない本ばかり。

パリのセーヌ沿いの古本屋で、見つけた、ペーパーナイフのいる、難しい、詩集。

流行りのフランス哲学者達の本。

さっぱり理解できないまま。

精神分析は好きなので、フロイドから、派生した、フランスの知識人の評論など。

本棚を見ると、やるべきことをやっていないという罪悪感に苛まれる。

これらを一掃すれば、無知なわたしを容認できて、気が楽になるだろう。

捨てるには、もったいなくて、専門書を買ってもらえる古本屋に、送ればいいのだけど、その元気もなく。

それはさておき、ペストは、本棚の奥にあった。

家に引きこもっているので、読もうと開いたら、字があまりに小さくて、

それでなくても、最近、読むのが辛くなってきている、情けない目には、ついていけそうにない。

そうだ、電子ブックがあった。

電子ブックは、字が読み易くて、本屋に出向かなくても、即座に買える。

だけど、目にはあまり良くないのではないかと思う。

スマフォで、ブログを書いているだけでも、

目の焦点が、おかしくなって、テレビの画面が二重に見えたり、ぼうっとなったり。

しばらくおかしい。

音声が良いなあ。

読んでもらって、書いてるのは楽じゃないかな。

ああ、情けない。

近眼だった人は、本を読むのに全く困らない。

遠視がきついわたしは、小さな文字が苦手。

目がすごく疲れる。

テキストを拡大して使っていた。

持ってる本に、拡大眼鏡のハズキルーぺを買おうか。

眼鏡の上にかけられるのかしら。

そういえば、拡大ルーペを買っていたこと思い出した。

その下に本を置いたら、楽に読めるかも。

断捨離で、捨てるものじゃない、と、こんな時に思う。

コロナ後は、世界的に経済は、大きくマイナスになる。

今までの、経済は成長し続ける、という考えは、神話になるだろう。

断捨離は、流行遅れになる。

これからは、マスクや、アルコールををなにかあるもので、工夫して代用しているように、

持っているもので、生きながらえる時代になるだろう。

消費経済の終わりを告げているような気がする。

自らの畑を耕せ。

ブォルテールの言葉が、現実化する。

私たちの生き方は、コロナ後、変わっていくだろう。