コンサートが終わって、梅田の、スカイビルの中にある、和食の店に予約していた。
梅田から、スカイビルのあるところに抜ける道が、ものすごく混んでいる。
トレーニングの時に、トレーナーが、クリスマスマーケットに行く人で混んでますよ、と言ってた。
随分前に、ドイツのクリスマスマーケットを真似て、こんなことやってる、と出会したことがあった。
その頃はガラガラだった。
今は、歩けなくて、すごい人。ほとんどがカップル。
外国人もたくさんきていた。
ドイツのユーリッヒに滞在した時に初めて、クリスマスマーケットを知った。
ユーリッヒから、バスで1時間半、ケルンに行くと、もっと大きなマーケットがあって、通ったりもした。
日本でも、定着したようだ。
長い列は、ホットワインを買おうと待つ人たち。
海外の寒さは、厳しい。
ホットワインは、甘くて、身体を温めてくれるので、寒さしのぎにうってつけ。
カップルが多い。
独り者には、きつい。目の毒、気の毒。
わたしは、若い人たちを見て、良いなあ、楽しそう、と思うだけだけど、若くて、恋人のいない人には、寒すぎるカリスマス。
ブラハのクリスマスシーズン、焼き栗と。ホットワインを飲んだ時のこと、思い出しながら、人混みの嫌いな、わがままな、
女友達と食事を終えて、家路を急いだ。
わたしは、マーケットに入って、ぶらぶらしながら、ホットワインを飲んでもいいなあ、と思った。
たとえ、ヨーロッパのモノマネだろうと。