、私のトレーニングに求める目的を尋ねられると
生涯自分の足で歩けること、と答えてきた。
先日のトレーニングの際にも、聞かれたので、
生涯歩ける足作り、と答えたものの、
「その目的だったら、筋トレしなくて良い。テレビで昨日、チラッと見てたら、
階段を下りることで、100歳以上、歩けると言ってました。」
階段を降りる時にかかる負荷は、体重の数倍とか。
階段を上がれても、降りるのが辛い、という人がいる。
階段を降りるたびに、スクワットしているようなものなんだろう。
夜寝ていると筋肉のどこかが痛い。
毎日じゃないけど、痛むと、やめようかと思う。
整骨院に、今日は行かなくちゃ、とも思う。
起き上がって、ラジオ体操していると、身体が軽くなって、そんな考えは消えて。
トレーナーに聞かれて、一生歩けることだった目的が、今は、ボディメイクになってる、と、付け加えた。
そうなんです。
筋トレを始めて、短期でやめる人が多い。
ある程度習ったら、後は自分でやれる、ということで。
トレーナー代を払えない、という人、勿体ない、という人。時間がない、という人、様々。
続けている人は、欲が出る。
お金かけてて、結構ハードなトレーニング。
身体に結果を求めるようになる。
筋肉つけたいとか、スタイルがもっと綺麗に、とか、健康で病気しない、とか。
私の目的も、変化している。
トレーナーがついてないと、多分、やらなくなる。
グラグラしながら、何度も繰り返して、やらされることの、努力も、
自分だけだったら、このくらいでやめておこう、ということに。
それが嫌いなトレーニングなら、やらない、ということに。
トレーニングをやり始めた頃、トレーニングのために、身体を調整するということは全くなくて、
自分のスケジュールを優先して、ついでに、トレーニングという考えだった。
遊び疲れて、やりたくなかった時に、東京からの帰りだったか、
予約入れてたので、そのまま、トレーニングをやって、デッドリフトで、腰を痛めた。
厄介な場所を痛めて、その痛みがひどくなり、ぎっくり腰状態。
デッドリフトはもうやらない、と思ったし、
トレーナーも、怖くなって、やらせてくれなくなった。
それ以来、私のトレーニングに関しては、慎重なのだけど、
他の人達が、すごいパワーフルなのを横目で見ていると、
私も、やれる所までやってみたい、という欲が出る。
週に二回しかトレーニングはやらないようにして、
次のトレーニングのために身体も調整するようにしている。
筋トレやってる人達は、多かれ少なかれ、筋トレに、パワーを貯めておくように、生活のリズムを
調整しているのじゃないかしら。
好きなことをやれる身体を作るための、筋トレなんだけど、
筋トレを怪我なくするために、身体を持っていく筋トレ。
鶏と卵みたいな関係。
