友人今年の冬になくなつて、初盆なので、ネットから、お花とお菓子をお供えに送った。
今年という気がしない。
楽しいことは、時間の経つのか早いけど。辛いことは、長く感じられる。
ご主人から、お供えのお礼の電話を頂いた。
何も意欲がなくなって、毎日が虚しいという。
互いに、支え合い、頼りあって、人生のパートナーとして、仲良く生きてきた人達。
奥さんに甘えてきたから、立ち直れなくなっている。
生きる希望がない、という。
何をしても虚しい。
病気と向き合っているときは、治すんだという目的に向かって、二人三脚で、希望に支えられて生きていた。
友人の突然の死は、思いもやらなかった。
辛い抗がん剤に耐えていたのも、治したいから。
治ったら、
二人で旅行しようと言ってた。
希望があるから、人は頑張れるし、生きていける。
希望がない、と言うている人も、無意識のうちに。何らかの希望に支えられているのだと思う。
私だって、なんで、筋トレやってるかというと、
健康的に生きたいという希望があるから、頑張れるんだと思う。
でも、いつ何が起こるかは、誰も予測できない。
今日、この時を生きている、ということしか、確実なものはない、と思わないから、明日への期待と、
幸せを望む心が、永遠を錯覚させ、信じさせるのだと思う。