この地震できずいたことは、火災が起こらなかったから、静かに対処できたこと。
これが、関東大震災級の、いやそれ以上の南海トラフ地震が起こったとしたら、町中に火災が発生して、火だるまになる危険を考えておかないといけない。
阪神大震災で、大規模な火災が発生して、火を消すまでに随分時間がかかり、大規模に消失。
今のガスコンロは、とっさの時に火を消すようになってうるものは、心配ないかもしれないけど、
皆、そうなっているとは限らない。
我が家のガス火災探知機が一度鳴り響いたことがある。
焦がして煙がでての通報だった。
慌てて、消したけれど、実際の地震時には役立たないのでは。
もっとも安全なのは、IHにするのこと。
ガスの復旧よりも、電気の方がはるかに早い。
電気が止まっていても、ボンベ式のガスコンロを持っていれば、調理は可能。
ガスコンロの、魚焼き、で、毎朝、トーストを焼いているのだけど、最近、ちょっと他のことすれば、あ、またやっちゃった。焦がしてしまった食べられなくなる。
お鍋をかけておいて、底に焦げ作ったり。
たしかに、そこまで来ると、ガスは消えてはいるけれど。
調理としては魅力に欠ける、IHだけど、地震に備えて、変えようと思う。
母が一人でマンションに住んでいたころ、役お鍋を焦がしていた。
火を出したら危ない。近所に迷惑かけたらいけないというので、一人暮らしは心配で、弟と同居するようになって。
母の一人暮らしができるように、工夫が必要だったと後悔している。
少しぐらいボケても、一人で考んがえながら、自立した生活を続けることで、認知症の進行は防げる。
足腰も弱らない。
IHにすれば、火災の心配はなかった。
母は、デイセンターからの迎えを断るので、私のところのよく電話がかかってきた。
近くのグループホームに入居した頃は、十分一人暮らしか出来たと思う。
毎日、窓から外を見ては、帰りたいと言っていた。
夕方になると、どの人も帰りたくなる。
今入居している施設ても、どの人も、夕方になると帰ろうとする。
職員が、なにかと理由をつけて、なんとか落ち着かせる。
自分の家じゃないことが、認知症の人にもはっきりとわかるのが夕方。
私は、施設に入って来る人を見ていて、まだ一人で生活できるのに、と残念な思いをすることが多々ある。
自分で考え、自分でやりたいように生きることを拒むのは、年寄りのことを理解できない、元気で、エゴな人間たち。
お一人では無理でしよう、とケアーマネージャーや、病院のアドバイザーなどが、教えられたマニュアル通りに勧める。
どうすれば、認知症の人を含め、身体と不自由な人も、自宅で、最後まで、人間らしく生きられるかに、重点を置いた社会でありたい。