書店を覗くと、木になるタイトルの文庫本がある。
クスリに殺されない47の心得、と言うタイトル。
パラパラと立ち読み。
抗ガン剤をやって後悔する人はいるが、やらないで後悔する人はいない、
という名目が目に飛び込む。
友人が抗ガン剤の副作用で、肝臓に負担がかかり、あちらこちらが痛くて、とても弱っている。
その上、貧血がひどくて、輸血が必要になった。
癌は放置するべし、と書いている。
それでも、癌を克服して、元気になっている人も多くいるじゃないの?と心の中で反論するものの、
実際、どちらが正しいのかわからない。
抗ガン剤で、癌が小さくなっても、癌が治るわけではない。抗ガン剤は毒薬。
癌そのもので亡くなるよりも、抗ガン剤で、死を早めるという。
この本を友人に読んでほしい、と思うが、医者の言う通りに、信頼して我慢している友人に、
それは酷だ。
友人は、元々、薬は良くないと飲まず、養生は食べ物でするものだと言う持論を持っていた。
ご主人も、輪をかけたように、医者を信用せず、薬は毒だと思っていた。
元気だったご主人が、動くこともままならず、医者にかかったら、甲状腺が原因だとわかった。
その医者が、甲状腺に詳しい医者で、その検査をしたので判明したものの、通常では原因がわからないままだった、友人は語っていた。
友人が胸が痛くて我慢できずに、医者に行ったのは、ご主人が、強力な薬を処方してもらって、回復してから、少し経った頃。
よかったね、と言っていた矢先。
胸が痛いと訴えたら、医者は風邪でしょうと言って、レントゲンもかける様子がないので、レントゲンをかけて欲しいと願い出たのは友人の方だった。
その時に、友人が安心してそのまま帰っていたら、一ヶ月以上に及ぶ、精密検査も、抗ガン剤治療も、やってないだろう。
相変わらず、歳だわ、と思って、出かけていただろう。
9月に会った時は、ご主人の回復を喜んでいて、それから、今に至る。
風邪を引かないように、。医者に注意されている。
3週間に一度の抗ガン剤をする日は、顔がパンパンに腫れるらしい。
副作用を抑える、ステロイドを入れるからだという。
二、三日すると、顔が引いて、痛みが始まる。
体力をつけるように、一生懸命食べるようにしているという。
癌は小さくなったし、転移もない、という。
癌を克服して治った友人が、肺癌の抗ガン剤は、ものすごく苦しい、私はやらない、と
言っている。
ステージ4の癌を、ピンポイント照射の新しい方法で治った。
抗ガン剤はやらなかったので、副作用がなく、照射しながら、何べようかと考えてたという。
そういう治療が出来る癌もあれば、できないものもある。
痛いのは絶対に嫌だと言う。
美味しいもの食べて、楽しんで、動いて、それで、寿命だったら良いという。
クスリに殺されないための47の心得、にも、同じことが書かれている。
本には、癌検査をやらない方が、長生き出来る、医者にかからない方が元気になる、と
書いている。
薬を少しづつ減らしなさい、という。
ほとんどの薬は、緩和の効用しかなくて、病気を治さない。
薬の副作用の方が、病気を作るという考え。
薬もサプリメントもやめなさい。
私は飲んでいるサプリメントの副作用の部分を読んで、あれ、これかも、と。
ロコモアに、痒み、胃の不調、と書いている。
痒みは乾燥だと思ってたけど、これかも。
昨日きたばかりのロコモアは、まだ開封前。
電話したら、ただ今混んでます、とのアナウンス。
クスリに殺されない47の心得、を読んで、キャンセルする人が多いのか、
無料でお試しを注文する人が多いのかはわからない。
私は、とにかくやめてみよう。
筋力が少し増えたと言われて、ロコモアだと喜んでたのだけど。