ニューヨークからの帰り、飛行機の中で、エックスジャパンのドキュメンタリー映画を見ました。
泣きながら観ました。
2日前に、テレビのチャンネルを回すと、またこの知らない世界の、新春特別編で。YOSHIKIが出演していました。
飛行家の中で見たYOSHIKIが語る内容と重複するものが多々ありました。
最後に、YOSHIKIが、ヒデを亡くした喪失感と絶望感から、区切りをつけるために作った、永遠に、という曲を、ピアノで弾いた時、マツコの目にも涙が浮かんでいました。
わたしは。YOSHIKIが好きでしたか、あの映画を見て、さらに魅力的なYOSHIKIに深い感銘を受けました。
可愛がってくれたお父さんの、突然の死。自殺でした。
寝床に横たわる青い死に顔を見た、受け切れることができなかかった。
楽器を与えてくれた父親は、趣味で楽器を演奏していました。
YOSHIKIは、何度も自殺を試みたと言います。絶望して、怒りのやり場がなかった。
クラシックピアノから、ドラマを叩き始めたのは、怒りをぶつけるため。ドラマを叩き壊すまで叩き、怒りを鎮めた。
体の弱かつたYOSHIKIは、死に物狂いの演奏で、ボロボロの身体を何度も手術。
痛まない時はない。痛みと生き、心の痛みを楽器にぶつけることで、癒している。
ボーカルのトシが、洗脳されて、エックスジャパンの解散を決意した、YOSHIKIは、絶望と怒りを抑えることができなかった。
二度とトシに会わない、と心に鎖を何重にもして、閉じ込めたという。
10年のブランクを経て、アプローチしてきたのは、トシだった。
エックスジャパンは、海外で絶大な人気がある。
彼らの英語がネイティブだつたら、世界一になれただろうと、最初の海外遠征でいわれていたが、今は熱狂的なファンが会場を埋め尽くす。
YOSHIKIは、いつ死んでも構わない。身体が壊れるまで、死と隣り合わせに音楽活動を続ける、
永遠に残る曲を作りたいと。
YOSHIKI、あなたこそ永遠。FOR EVE R