アメリカから帰って、時差ボケもなく元気に暮らせているのは、飛行機がビジネスだったから。
もう1つの理由は、予定が詰まっているから。
朝早く起きている。早く片付けて、1日に余裕ができる。
このサイクルを壊したくないと思う。
宵っ張りの朝寝坊は、何もしないうちに日が暮れる。
東京は冬の寒さだというので、厚着をして来たら、
案外暖かくて。
クレジットカードの修得通知が、郵便で送られて来た。
全く気づいてなかった。
東京空港警察に届いている。
クレジット会社に電話したら、そういうこと。
取りに行けないので、送ってもらおうと、警察署に電話したら、成田ではなく、羽田空港。
それしや、明日行くから取りに行きます。
空港から歩いて10分くらいのところに、立派な警察署があった。
クレジットは無効で再発行は、1080円いる。
パスモ付きのanaカードだった。羽田空港で買い物して忘れて来たらしい。
陸マイラーお勧めのカードなので、また作ってもらうことにした。
歌舞伎座に来るので、ちょうど良いタイミングだった。
歌舞伎座の夜の部は、玉三郎が出ている。しかも、2つの舞台に。
節約して、三階席を買っていた。
東側の席で、前のめりで見ていると、隣の人が引っ込んで欲しいとういうので、身体を変に使って、見ていたので、身体中が筋肉痛のようになつている。
最初の出し物では、玉三郎が、淀君に扮して、千姫をいじめる怖い姑から、気が狂ったやだを演じる。
気品を失わず、哀れさを表現しつつ、高貴な美しさを持った淀君。玉三郎ならではの役所。
秀頼に七之助。若々しくて、優しく、気品あふれ秀頼は、七之助のぴったり。
二作目は、鴈治郎、七之助、中村芝翫の共演で、
上方歌舞伎。
東側は、声が聞こえにくくて、寝てしまっていた。
最後の、玉三郎だけ観られたら良いと思って高田もつて。
秋の七種、という舞踊。
ものすごく綺麗。
踊りも素晴らしい。
淀君は、メーキャンブが、きつい顔に作っていたけど、こちらは、玉三郎の美の境地を思わせる。
梅枝と兒太郎が加わって七種の花を添えている。
二人がお琴に挑戦。
玉三郎が演出したものだろう。
本当に、素晴らしか美しくて、秋の風情が漂う玉三郎。
八千代座では、一人で踊ったのを観ているが、こちらの方がはるかに良かった。
舞台が大きい方が良い。
この踊りだけの、幕見は、わずか800円で観られる。
この機会に恵まれたひとは幸せだと思う。
玉三郎の衣装は、最初は薄い藤色とブルー。
琴の演奏を挟んで着替えて来たのは、黒。
どちらもとてもよく似合っていた。
背が高くて、すらっとしている玉三郎の魅力を120パーセント出せる踊り。
玉三郎自身、好きな舞だとか。
夜は幕間にお弁当を食べた。
辯末の赤飯弁当。美味しくて最近はまっている。