蓮舫代表の辞任で、民進党は新たな代表を決める選挙が行われる。
代表に手を上げているのは、前原さんと、枝野さん。そこに加えて、玉出さんも意欲を示している。
誰が代表になっても、民進党は浮かびあがれないのではないか?
根本的な問題は、民進党が一枚岩になれないこと。
一枚岩になれた時期もあった。
小沢さんが、作り上げた、民主党政権下で、小沢さん下ろしをした時。
7奉行とか言われていた頃。
解体の兆しは、その頃にすでに芽生えていた。
民主党は 、自民党に二大政党を目指していた小沢さんが、成功を収めた政党だった。
当時、勝ちすぎた、と小沢さんは言っていた。
自民党への不満が、一気に民主党への票に。
松下政経塾の卒業生達は、エリート意識が強く、口は立つが、苦労知らず。
小沢さんを、汚れた人間として弾劾した。
そん時に衰退の道は決まっていたと私は思う。
名前を変えても、内容が変わらない。代表が変わっても、ダメだと思う。
解体して、最初からやり直さないとダメだと思う。
小沢さんは、野党が一致団結して、自民党に対抗する勢力の実現を諦めてはいない。
共産党への偏見を捨てられるかどうかが、大人の政党になれるかどうかを決める石塚だ。
小池都知事は、小沢さんと行動を共にしてきた一人。
新しい波は、小池新党で起こる気配がある。
公明党は、今は自民党政権にとどまっているが、小池新党に傾いている。
自民党は、解散を考えている。
小池新党が準備不足の間に、民進党が、代表選挙で時間を食っている間に、解散がある可能性がある。
民進党には、小沢さんに近い議員も多い。
小沢さんは、自分の印象が悪いからと、表舞台に出ようとしないけれど、元気な森さんが頑張っている。
新しい風は、小池さんや、森さんが起こせると思う。
今、小沢さんを糾弾したことを後悔している議員も多いだろうと私は思っている。
小沢さんは、共産党との連合に力を尽くしてきた。
それが大人の政治というもの。
考え方の違いはあっても、国民が、何を望んでいるのかを第一に考え、議員は、民主政治を貫けるか。
国民第一の政治、この一点に、意見を集結し、国民主権の政治を実現することを理想としてきた小沢主義が、再び見直される時期が到来しつつあるのでは?