青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

猿之助、勘九郎、七之助の夢の競演

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松竹座で、明日までの歌舞伎公演、昼の部を観に行きました。

株主招待で、二階の後の席しかなくて、買おうと探して、やっと買った席は、十三番目の端列だけど、中よりなので、とてもよく見えた。

オペラグラスは必要なかったくらい。声もよく聞こえて、よくわかった。

やはり、全然違う。お金がモノを言う。

f:id:happyengel:20170525212711j:imageよく見えるように、いちばん前の席を買ったりするが、一番は、8.9.十番目あたりだと思う。

株主席は、いつもは、一等席をもらえるけど、人気のある出し物は、格下げの、二等席。玉三郎の舞台の時は、三階の席だった。

良い席があてがわれる時でも。二階席の前から5列までの一等席。

猿之助だから、特別に買ったのだけど、良かった、

18000円の値打ちあり。

幸せな夢の時間は、あっという間に過ぎた。

 

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最初の出しものは、勘九郎、中村歌昇、小太郎の、踊り。

小太郎が可愛い神室になって、可愛らしく、しなやかに踊った。

昼の部の本命は、金の幣猿島郡。

鶴屋南北作。三代猿之助の四十八版の中に入っている題目で、猿翁の演出。

スペクタクルあり、踊りあり、宙吊りありの、楽しいお芝居。

猿之助が、1人で、男と女の怨念が、宿った難しい役割演じている。

邪恋は、蛇になつて、忠文の中に、清姫が、のりうつると言う設定で、2人を1つの体で表現する。

火の海になった舞台、勘九郎の頼光と七之助の七綾暇が、小舟に乗って逃げていくシーンは、船が花道を通っていく。

様々な仕掛けも面白い。

道成寺は、東京でも観たもので、狂言師に扮して、おかめとひょっとこ、頑固者の三人をお面をつけて。踊り分ける。

猿之助の舞踊もたっぷりの舞台。