4日分の美術館パスを買ってしまったので、毎朝8時にアパートを出て、ひたすら、美術館巡り。
歩いた歩数は、毎日25000歩を超えて、腰を曲げるにも、背中が洗濯板のようになって痛いという結果の3日間だった。
もう限界に来て、4日目の美術館パスは、パス。朝起きて、洗濯して、食べ物をかたずけ、綺麗に残さず食べられたことに、喜びを感じて、お腹ははち切れんばかり。
これで帰ってすぐに、歯医者の予約が入っている。予約時間が朝の9時なので、明日なら、全日空の飛行機も取れたのだけど、中1日は休みたいと思って、アシアナにした。
ソウルで、5時間以上の待ち時間がある。
ラファエロ
美術館は、私の見たいと思う特別展をやっていて、それがラッキーだった。
ルーブル美術館に、チケットを買った翌朝、もっと早く出て行った。
チケットをあらかじめ持っていると、別の入り口から、並ばずに入ることが出来ると書いてたので、その入り口にあたる、。リシュリューの入口に行くと、同じこと思って来ている夫婦がいた。
前日、地下の入り口からはいれなかったので、聞いて見ると、ピラミッドに行けという。
結局、ピタミッドで並んで。
中に入って、フェルメールとオランダ絵画の特別展の入り口があった。ネットでは、あらかじめの予約がいるが、来週にならないと取れなかった。
係りに聞くと、予約のチケットをあそこでもらいなさい、と教えられ、その窓口で、運良く、9時半のチケットをもらった。
朝一番に入って、空いていて、特別展をゆっくり見ることができた。フェルメールの絵画が、12点も来ている。ニューヨークのメトロポリタンのものもあるが、アムステルダムの名品、ミルクを汲む少女、の絵画が、フェルメールの最高傑作だと思う。その絵は、フェルメール28歳頃の初期の作品なのだけど、完成度からも、感性からも、充実して、安定感のある、バランスの良い絵。
どう時代の、オランダの日常画を描いた、ホッシュなどの作品と並べながら、オランダの女性の、教養の高さ、社会性、
男女の平等性などを検証している。
あの時代に、l手紙を書き、恋文を市民が交換できているのは、フランス人には驚きに値する。
フェルメールの絵画が、いかに他の 絵画と、かけ離れて、素晴らしいかも再認識出来る。
ルーブル美術館には、何十年の間に、何度も来ているので、これだけで帰っても良いのだけど、
やはり、モナリザ!ミロのヴィーナス、ボッティチェリ、カラバッジオに、レオナルド、などの、絵画を見ないでは出ていけない。