昨夜のBS1で放映された、大統領選挙の行方を探る、特別番組を見ると、アメリカの苦悩が見えてくる。
と
何故、トランプを支持するのかが、見てくる。
オバマ政権の8年間で、移民が増大し、仕事を奪われた中産階級の白人達は、トランプに投票するという。
アメリカは、勤勉なクリスチャンが、黒人の増加で、マイナーになり、黒人の大統領が誕生した。
世界は1つ、というスローガンを支持し、自由な移民の国に、名実ともに進んでいる。
黒人や移民が麻薬に溺れていたのが、今は、格安の麻薬が簡単に手に入るようになり、白人が麻薬に逃げるようになった。
立場が逆転している現象が、今のアメリア白人の苦悩。
グロバル化で、中国や途上国から安い鉄鋼が入り、職を奪われた人達は、アメリカをかつては支えて、アメリカの誇り。収入も良かった。
イギリスでも、移民に職を奪われた人達の怒りが、eu からの離脱を後押しした。
ドイツでも、移民に反対する動きが強くなっている。
オバマ大統領の政策を継承する、クリントンを支持しているのは、女性大統領の実現を待っているフェミニストト かつてはマイナーだった移民。
民主党支持の若者達は、今回の選挙は棄権して、次の戦略にかけている。
サンダース支持から、若者達の代表を議会に送ろうとする運動へと変化している。
まさかのトランプが、勝つことはないと思っていたのだが、この番組を いていると、わからないと思う。