昨年、気になっていた山鹿の温泉 、入って来ました。
熊本から、玉名でバスに乗せてもらって 山鹿に着くと、玉三郎の公演まで時間あるので、迷わず、温泉に。
さくら湯、という天然温泉は、バス停前にあります。
ホテルから、タオルを拝借して持参。
いくらだっても良いと思ってたら、なんと300円。
銭湯よりも安い。
残念ながら、館内は撮影禁止。
山鹿の湯は、ツルツルの、美人湯です。
お湯ばの雰囲気は大正ロマン風。
素敵でした。
浸かるだけなので、10分もすれば、汗ばんで。
山鹿に実家のある方が 足湯の所におられて、
緩くなかったせすか?
と聞かれました。丁度良かったです。
桜湯をでて 、なんとなく、お腹がすっきり。
少し食べても良い感じ。
ワンコインのランチ。値段よりも、トロトロ丼、というのに惹かれて。
小さなお店。
すでに食べている人は、着物姿の粋な人。おでんがいっぱい入った定食。これもワンコイン。
トロトロは、山芋 とオクラ、トロトロ卵と、シラス。
味噌汁の豆腐が美味しかった。
たくあんの漬物も。
朝のニューオータニのバイキングは、期待していたけど、外れだった。
熊本野菜の、トマトは、イカリスーパーで買っても美味しいのです。
去年 熊本空港で帰りに買ったトマトも、めちゃ美味しかった。
それがあるので、熊本はトマトへの期待が大だったのですが。
気候かな。
脱線してしまいました。
ワンコインのランチもまあまあですが、お店のおかみさんが感じ良くて、常連さんの着物慣れしたご婦人も自然で、お話させてもらって、良かった。
安すぎるランチを、毎日提供しているおかみさん。
お芋のデザートまで付いてました。
山鹿の温泉はいくつもあるようで、一泊泊まって、温泉巡りも良さそう。
玉三郎が口上で、山鹿との出会いを話していました。
25日で、24日巡業の舞台が、市民会館などに出演していた頃、どこもコンクリート造りの特徴のない、覚えてもいない舞台。
そんな時に、荒れ果てた八千代座の写真が届いた。八千代座に来て 地元の家々から、食事を運んでもらって 人間らしさを取り戻した気分だった。
新鮮な野菜や食材 の料理と温泉に、癒されて。
先日、和歌山に行って 私も同じ感覚を持ってましたから、玉三郎の言葉がよくわかります。
まったり、ゆったり、人間らしい暮らしが生きている。
玉三郎がいて、初めて再建出来た、八千代座。
素敵な空間と時間が存在しています。