兵庫県立美術館で開催中の、藤田嗣治展は、9月22日まで。
藤田の生涯と画業をたどる展覧会は、作品が充実して、見応えのある展覧会です。
猛暑が続くこの頃が、空いているだろうと思って行きました。予想した通り、とても空いていました。
岩屋から、歩いて7分。旅が強行軍だったので、すっかり疲れてしまって、帰ってぐったりしていたのですが、身体をおして出かけたのがよくなかった。
その夜から、嘔吐と嗚咽で夜中、明け方まで苦しめられました。
藤田嗣治展では、8月20日、9月17日に、学芸員による解説があるよう。
いつもは、何時間も美術館の中で、休むことなく鑑賞するするのですが、その日は、ちょっと見たら、すぐにその辺りにある椅子に腰を下ろして観ていたりで、相当の疲れが出ていたよう。
無理しては、後ダウン、というパターンを繰り返しているようです。
忘れた頃にやってくる。
ダウンすると、後悔して、あと、節制するのですが、元気でいると、元気が麻痺して、また、無理をする。
食べられないとだめです。気力が劣ります。
上手に身体と付き合って、いつもベストな状態に調節するようにすることができれば良いのですが。
藤田嗣治の出品に、個人蔵が多い。日本人のコレクションではないかと思われるものが、ほとんど。美術館所蔵も、日本のものが多い。
藤田嗣治も、大半の日本人画家とどうように、所蔵してうるのは、日本人ではないかと思われる。
海外の美術館で、藤田の会がを見ることは稀だから。
パリの寵児であった藤田がサロンで話題になった、乳白色の、面相筆を使った裸婦の絵画が、藤田嗣治の独自性として代表的なもの。
のびのびとして素晴らしい。