この間、お盆だったのに、もうお彼岸。
暑さ寒さも彼岸まで、というけぉ、最近の気候はおかしくなつてるから、そうとの言えない。
どんよりと曇り空。雨の降らないうちに出かけた。
お墓まいりと、一心寺の掛け持ちでのお参り。
行けないときは気にしないのだけど、
お墓地を売った人があるようで、完売済みの、一等地の中にも、ポツリポツリと、更地になった売り場地がある。
永代供養付きのお墓なので、家族のいない人も、墓所が管理してくれる人。
管理費は、別に治るのだろうが。
175万円と書いてある。
2区画ほどの大きさ。借地なので、永代供養と言っても、倒産したり、山崩れで喪失する可能性もある。
管理会社は、山を削っては新しい墓所を増設して、巨大な墓地になっている。
墓石が高い。
ピンキリなのだけど、御影石の最高のものを選んだら、相当の費用。
お葬式から、お墓に入るまで、莫大な費用をかける人もいれば、
お葬式もお墓もなく、最低な費用で、旅立つ人もいる。
韓国ドラマを見ていると、川に流すシーンが多い。
インドでは、ガンジス川に沢山の遺体が流れている。
ドイツでは、樹木葬が好まれる。
菩提樹の麓に埋葬してもらう。
森の中に眠りたいという。
ドイツの森は深く、冬の旅、のシューベルトの歌のように。
樹木希林は、自殺したら、あの世にいっても苦しみ続けなければならない、という教えを信じていたよう。
拓郎の歌で、
生きて見ました、というフレーズの歌がある。
一日、1日、なんとか生きてみることの連続で、
良いこともあるのじゃないかしら。
報われる日もあるのしやないかしら。
今日をなんとか生きてみる。
死んだら、おしまい。