やれやれ、マルセイユに戻ってきた。
預けた手荷物をもらって、部屋に入ると、疲れが休まるよう。
部屋に水が置いてないので、隣にある、シテイのスーパーに。
もう出かけたくないので、ワインとサラダがわりになる、大好きなラケツト、を買う。もう一つしかなかった。
イタリアンには、欠かせない野菜。
わたしはこれが大好き。
残り物が重宝。飛行機の中でもらった
シャケのおにぎりをスーツケージにいれたら。つふれてた、お米が溢れ、新しいスーツケースなのに。
マルセイユで食べたいのは、ブイヤベース。
ミッシェルのブイヤベースが最高に美味しい。
買ってきた旅行本にも、はじめに載っている。
わたしが昔、行ったのは、オールドポートで出会った、お爺さんから、勧められて。
その頃はまだ、有名ではなかった。
そ 一人前を二人で分けて食べた。
次に行くと、ブイヤベースは、二人前からでないと受け付けてもらえなくなった。
マスターは相変わらず、マドロス服を着て、ブイアベースにするお魚を持って見せに来ていたが、ウエイターの格式が上がっている。
お金持ちそうな客達が大家族で、やってくるようになつた。
息子に食べてもらいたくて、行った時は、
まだ空いてなくて、ミストラルがきつく、寒かった。浜辺で待っていた。
二人前のブイヤベースを頼むと、もう他の食べたい料理までお腹が入らない。
そして、値段は行くたびに高級に。
今どれくらいなのかな。
ブイヤベースは、お魚の出汁が出た、スープに、
ガーリックソースをつけたパンを浸して食べる。
スープがたっぷりあるのだけど、残す人が多い。
あれ、また使ってるだろう、と息子が言っていた。
オールドポートのブイヤベースの店に、ガイドで載ってたところに、一人で行ったことがあるけど、全くくらへものにならないくらい。
今も健在だろうが、一人では行く気がしない。
出かける元気全くなくて、ワインとパンで、寝てしまった。