茶番劇だった、佐川さんの証人喚問も、無事に終わって、安倍政権はホッとしている。
野党はこれで終わらせないと意気込んでいるが、これで幕引きじゃないかと思う。
正義はない、安倍政権の権力が健在だ
ということを、今回も証明されたようなもの。
自殺者まで出て、佐川さんの良心に訴えて、真実を話してもらえるかと期待しても、
佐川氏はビクともせず、あらかじめ取り決められたシナリオ通りに答弁に終始した。
骨の髄まで、権力に仕える官僚の一人。
加計学園問題で、昼夜テレビで騒がれていた、前川さんの話題は、忘れ去られ、安倍政権は低下した支持率を挽回。
今回もその程度に終わるだろう。
国民の怒りは続かない。流行のように、出ては消える。
疲れるというのもあるだろう。ニュースに飽きるということも。
次の問題が出て来ると、一点集中でテレビは、ワイドショー並み。
話題は北朝鮮が主役になっている。
税収が増えても、社会保障費が増大の一途。
高齢化問題と少子化で、日本の未来は暗澹たるものなのに、
国民は、辛抱強くて、諦めが早いというか、他力本願というか。
国民性の良いところでもあれば欠点でもあって。
森友問題も幕引き。
ガス抜きはできたと、安倍政権を支える与党は、ほくそ笑んでいるだろう。