海外に出ると、しばらくの間、元に静かな生活に馴染むまで、しばらくは、落ち着かなくて、
なにも手につかなくて、手当たり次第、その辺にある食べ物をダラダラ食べていたりする。
年末年始で、コナミが休みだったので、行かなくて良いや、と逆に喜んでいたりして、
開店すると、行かなくちゃ、と言うプレッシャーが行きたくないと言う気持ちを後押し。
昨日は、母のところに行くと、
手を取って歩かれました。よく召し上がられてます。
と言われた。
ムラがあるそうだけど、母は元気な様子。
私が行った時は、ベッドの中で目を開けて寝ていた。
夏パンツを履かせてもらっているので、冬パンツに変えてあげようと母を起こすのも力不足。
やっと変えることまでは出来たけど、引っ張り上げられない。
呼び鈴を押して、誰か手助けお願いします。
来てくれた職員は、ベッドを下げて、横に向けて片方をあげ、向きを変えて、もう片方を難なくあげてくれた。
やり方を会得すれば、力をかけないで、うまくできる。
私の力では、車椅子に移動させることもできなくなっている。
妹がやってきて、久しぶりに話しの夢中になり、その間に母は、夕食でダイニングに連れて行ってもらい、食事を終えて戻ってきた。
良く食べたらしい。車椅子から下ろして、歩かせながら、トイレに連れて行き、歯磨きとトイレ、パジャマに着替えさせてもらった。
そろそろ帰らなくちゃ。
すっかり外は暗くなって、どこかで夕食しない?と言うことになって、西宮ガーデンズに行った。
山形の肉を扱っているお店にいくと、お正月料理に飽きた人達の思いは同じ。
何人も待っている。
美味しいかわからないけど、ミツヤ、という昔ながらのの洋食屋に、ステーキがあるので入った。
ヘレステーキ200グラム。レアで注文したら、予想以上に美味しかった。
肉を食べないとダメらしいわ。
デミグラスソースをつけて、レアの赤みが残る柔らかい肉にがっつく。
お正月料理というものは何も食べてなかったので、余計に美味しく感じられた。
そういえば、最近肉を食べる機会が多くなった。
ニューヨークでも、美味しい肉が食べたいと言って、
「お母さん肉は食べない。菜食主義だと言ってたでしょ。」
「生魚が食べられないので、肉に変えたのよ。玉三郎は毎朝、ヘレ肉を160グラム食べてるのよ。
菜食主義だって、医者にすすめられたらしいの。」
もともと、肉が好きだったのを、食べちゃいけない、と封印していただけで。
ヘレステーキだったらお魚並みに悪くない訳で、高いからいつもというわけじゃないし、時々は良いのよ。ちなみに、お値段も、洋食屋のヘレだけに、お安かったのも嬉しいこと。