青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

YouTubeで玉三郎、

 

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YouTubeに、玉三郎が一杯出ている。

古いものから最近まで、誰かが投稿しているものだろう。

わ八千代座で会った人が、めちゃくちや詳しいので驚きだった。

それが全てYouTubeで観られた。

 

 

講演会の質問で、ある女性が

好きなことができません。洗濯ばかりさせられて、嫌なことばかりしなくちゃならないのです。

 

というと、玉三郎は、洗濯が嫌なら、働いて、クリーニングに出せば良い、と答えます。

 

あなたが、何故洗濯をするのか、

納得の行くまで突き詰めて考えることです。

なぜ結婚したのか、なぜ子供ができたのか、徹底的に考えることです。

つまり、玉三郎は、置かれている環境の中で、より良く生きるための方法を提示しているわけです。

人のせいにしないで、自分を客観的に見つめ、分析することで、納得の行く道が開けるということを

助言しているのです。

 

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玉三郎が対象にするのは、玉三郎自身。

客観的に、自分を判断し、決して甘やかさない。

慢心が一番いけないと、守田勘弥にいつも教えられたという。

小言ばかりで、褒められた記憶はない、

寝ている時以外は、ほとんどお稽古の毎日、義父の内弟子で、二人の女形からも厳しい教えを受けた。

徹底的に鍛え上げられ、努力してきたことが舞台で、お客様に見ていただいて、満足のいく演技を披露できるのだと言う。

玉三郎は、舞台が終わると、すぐに家に帰る。

友人に電話をすることも控える。明日の舞台を務められるように、身体のコンディションを整えてもらいながら寝るという生活。テレビはほとんど見ない。

以前は、野菜が食だったが、声のために、牛肉を食べることを勧められ、毎朝、牛肉のヘレを食べている。150グラム。

もともと、身体が弱いので、とても舞台に上がれる体力はなかった。

女型には、背が高すぎるので、玉三郎は足を折って、中腰の姿勢で踊るので、足腰への

負担がきつい。

踊れなくなる。舞台に上がれなくなれば、何をしようと考え、映画や、舞台の演出などに挑戦するようになった。

今も踊り続けているのは、気力がみなぎっているからだと思う。

 

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安藤忠雄が、テレビに出ていて、

内臓の臓器をほとんど取って、生きているのは奇跡だと言われている。

気力で生きている。やりたいこと、やらねばならないことがあるから。

日本の未来を憂いて、日本の未来は、担う子ども達の教育が最も大切だと、中之島に、子ども図書館を建設している。子どもが楽しく学べる場所を作るという。

館長には、山中教授が就任する。

安藤忠雄は、図書館を建設寄贈する。フランスから、古い教会を囲む美術館の建設も作動中。

やりたいことがあり、やることが次から次にあるから、気力で生きている、と言われる。

心が肉体を支えている。心が燃えていれば、肉体を動かし続けることができるのだ。

 

 

自分のしている仕事を好きになること。嫌いなことはやめて、他の道を見つけるか、

嫌いなことを突き詰めて考え、自分の心で好きに変えること。そしてその仕事に情熱を傾け、努力を怠らないことが命の火を燃やして、

生きるということなのだと教えられる。