今日は、友人の検査結果が伝えられる日だった。
何度も検査して、最終的に、細胞が摂取できたので、検査の結果は、来週まで伸びると聞いていた。
もう、診察が終わった頃かなと、電話したら返事がない。
何度か電話してみた。
かからない。
メールもしてみた。
だんだん心配が大きくなって行く。
心臓が苦しくなって、息がつまりそう。
ネットで、病気のことに関して、調べたり。
何も手につかない。
夕方、植木屋さんが来てくれた。
夕方はいませんからと一旦は別の日にしてもらつたのだけど、母のところへは明日にした。
予算もあるので、見積もりに伺います、と言われた、
植木のことはわからない。
切った大木の代わりに、目隠しになる木を植えたらと言われていたので、お願いしますと言ってたもの。
連絡がないので、こちらから来て欲しいと電話していた。
ここと、この辺と、三本植えれば良いでしょう、と言われて、わたしはお任せしますというばかり。
ヤマボウシの常緑樹が人気があるとかで、値段が二万五千円するので、との提案。
三本ですか?と聞くと、それは一本。いちごのような花が咲く木が人気があるとかで、
わたしは、植木屋さんが良いようにお願いします。費用もお任せします、と。
出来るだけお安くします、と言ってくださった。
とても良心的で、引っ張りだこの植木屋さんなので、わたしは全く信頼している。
手入れも全くしない荒れ果てた庭だから、申し訳ない気持ちの方が先に立つ。
都合の良い日に、勝手にさせてもらえますか?と言われるので、いないことも多い私には有難い。
植木屋さんが帰られて、また、友人に電話してみたけど、携帯も、家の中で電話も応答なし。
ますます心配になって来て、心臓が苦しくなる。
やっとメールが入った。
電話に気づかなかった。今帰ったところ。くたびれた。入院することに決まった。明日連絡します、とのこと。
自分のことのように、という形容があるけれど、自分のことよりも辛いことがあるのだ。
気持ちが前向きで楽天的になれば、病気がなくなると書いている。
ガンを克服した人たちに共通する、ポジティブさと負けない強さ。
きっと治るから、と気の利かない励まししかできない、周りの人間の方が、病気を抱えた本人よりも、心が折れて、辛さに打ちのめされて、ネガティブになっているのではないかと思う。