青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

祇園のいず重

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ロームシアターに行く前に、お彼岸なので、大谷さんにお参りに行った。

午後も3時半になれば、お供えのお花がかたずけられていて、新しく来た人が備えた花がまばらに。

正面を降りて行くと、観光でやっていたアメリカ人っぽい人が、清水寺か、と聞く。

よく間違える人がいる。

 

清水寺には、清水坂を上るが、並行して道があるので迷う。

清水坂まで案内した。

私はバスで祇園で降りて、何か食べておこうと思った。

中途半端な時間なので、あまりお腹は空いてない。

志津屋で、サンドイッチとコーヒーでもと思って祇園で降りた。

志津屋のランチサービスは終わっている。

すぐ近くに、いず重、という寿司屋がある。

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京都は、さば寿司が美味しいので有名だけど、この店もさば寿司の老舗。

さば寿司は、いずうと並んで、良い値段。

持ち帰りの人が多いので、中では食べられないのかと思っていた。

巻き寿司が食べたい。

一本840円と書いている。

中に入ると、食事するテーブルがあって、客がいる。

食べられますか?と聞くと、相席でよかったら、と案内された。

相席と言っても、長いテーブルの真ん中に、花で仕切られていて、別れている。

巻き寿司を頼むと、店の人が、

巻き寿司10巻ありますから、あきないですか。他の寿司と合わせられます。鯖とか。

 

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鯖は、と躊躇していると、いなりとか、と言われて、それは嬉しい選択なので、いなりと巻きで頼んだ。

向かいの相席には、お坊さんと芸者さん風の女性。

鯖を始め沢山注文して、ビールで食事しながら、坊さんの高笑いが聞こえる。

巻き寿司の椎茸が甘くて、卵の味も良くて美味しい。

いなりは柔らかく煮た大きいなりは京都の揚げに包んで、こちらも甘めで美味しい。

上品な味に仕上がって、多いかったけど、美味しいから残さなかった。

お茶がまたお抹茶のように美味しいので、お代わりをお願いした。

外から見たら高価そうな店だけど、巻きといなりは安くて美味しい。

巻きの好きな友人を誘って食べさせてあげたいと思う。

ちなみに、鯖は、一本4000円以上する。

このお店のビールが変わっていて、ゆずビールと梅ビールがオススメで出ていた。

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ロームシアターにバスで行き、帰りのバス停を見ておこうと歩いてたら、さっき、店でグルメに興じていた、坊さんと芸者さんのカップルがブラブラ歩いている。

 

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二人は、玉三郎を観に来ていた。

京都の祇園で、店の前に同伴じゃないかと思っていた。

同じ同伴でも、玉三郎の舞台だった。