ずっと行きたかった、ロダンのムードンにある小さな美術館に。
この美術館は、以前は5月から、今は4月から10月までの、金曜日と土曜日だけ開館している美術館なので、。私が毎年行ってた、3月はいつも閉館中だった。
夏に行っても、ちょうど、週末に当たらなければ行けなかった。
カミーユクローデル、という映画にも、出てくる。
パリの喧騒を離れて、田舎の自然の中で、こよなく愛した、アトリエ。
午後一時からの開館。
朝一で、c線に乗り、ベルサイユ宮殿に行き、その足で、途中駅のムードン、バアル、フルーリーで降りた。
不親切な案内は、駅のそばで切れていた。
近くをいく人に聞くと、親切に教えてもらえた。
郊外の家々は、庭のお花や花のある木が綺麗。
桜の並木が続いていた。花びらが地面を覆う道。
15分歩いてロダンの館に着いた。
本当に、心地よい、のんびりして、太陽が柔らかい。
光線が溢れるほどの明るいアトリエ。
石膏の原型が置かれている。
手の模型がいくつも。
見るところは多くないが、雰囲気が味わえて、とても素敵。
帰りに、早道があると書いてたので、そちらへの道を教えてもらったのだけど、わからなくて、また途中で聞いたら、ついて来て、と言われて、その女性と話ししながら歩いた。
ムードンからよりも、きつい。時間もかかった。
私が回り道して、反対側に来たからだとか。
階段が長くて、上がりは、大変だろう。
彼女は、朝夕、いつもこの道を使っているのだという。すごい運動量ね、なんて。