トランプ氏が大統領に選出されて、各地でデモが相次いで起こっている。
トランプ氏の発言が、選挙のプロパガンダであったとしても、非人道的な公約が、国民に支持されたことは消えようもなく、各地で差別がおおっぴらになりつつある。
イギリスがEUから離脱したのは、国の利益を優先し、移民を拒否するため。フランスては、国民戦線の党首が、トランプ大統領誕生に熱いエールを送っている。
イタリアでもドイツでも、後に続けといわんばかり、極右政党が台頭している。
各国が、保護主義になれば、互いに我が身の保身にはしり、民主主義は崩壊し、全体主義に傾く。
先にあるものは、争いと、戦争へと。
アメリカの民主主義は、2016年で終わったと言う。
日本の政治も、民主主義から、ナショナリズムに変わっていく懸念がされていた。
五木寛之は、暗黒前夜だと言っていた。
日本だけではなく、世界の先進国が、暗黒前夜になつている。
民主主義の崩壊は、自由と民主主義を掲げて来た、アメリカから起こり始めている。