青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

天草

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天草といえば、天草四郎の記念の教会が、上天草にあります。松島への行きに、それではないかと思われる、建物があったのですが、帰りのバス停の前に、看板が見えて、やはりそうでした。

この島にリゾートで訪れる人も多いとか。

五橋クルーズからも、見えてて、ガイドから流れる説明でわかったのですが、熊本からのバスは、海岸線を走っていくのですが、帰りにはまあ、あの橋と思う橋がいくつもありました。

遠くに普賢岳が見えました。

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帰りのバス停に、早い目から行って待ってましたが、10分の遅れ。それから,

熊本駅まで、ずっと遅れたままで、熊本駅は、17分の遅れ。

不安は存在しない、という言葉を自らに言い聞かせるのですが、イラつくのです。

空港バスに乗り遅れても、乗れなくて 熊本に泊まることになっても、それは、決められた運命だと言い聞かせるのですが イライラ。

バスセンターに着いて、キャリーバッグを慌てて出し、空港バスの待合に行ったら、4分あって、バスはまだ来てなかった。

 

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バス停にいる案内員に、トイレに行きたいのですぐに帰ってくるからと言って、キャリーを置いて、これも慌てて。

広場でピーナッツを売っていた人に、帰りに買うからと言ってたけど そんな時間はなくて。

バス停に戻ると、まだ来てない。

こちらも遅れている。

バスが来て、乗ってやれやれ。

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空港で、1時間の余裕を見ていたのに、空港に着いたら、35分前だった。

私はいつも、慌てふためいている。

気持ちに余裕がない。修行が足りない。

乗れなかったら、その時のことだと安心していられない。

運命だと受け止めて、安心していられない。

 

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玉三郎が 舞台の口上で、

一期一会でも目にかかれることを有り難く感謝しています、と挨拶された。

明日のことは、神のみぞ知る。今日この場で、元気に舞台を務められること、観客が、八千代座に足を運べること、玉三郎の舞台を見て元気をもらえること、この空間と時間は 一期一会なのです。

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玉三郎が、以前に、香港で大きな地震にあった時に、ベッドから出ずに、じっとしていたと話されていました。運命に逆らうことなく、不安もなく、このまま。

精進することは大事だけど、出来ないことまでやろうと思わなくて良いのです。バスが遅れるという事態だって、私がどうこうできるものではない。

安心していれば良いのですが、心臓が痛くなって。

 

今朝は、遅い目覚めでした。5時前にはとても無理。

良いお天気です。レースのカーテンが、木の葉に写って模様を作っています。

 

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今日で、玉三郎の八千代座も幕を閉じます。

舞台を見ていた前にいる方が、

もうおかねないから、来年は来られないわ、と連れの人にでしょうか。冗談か本音なのか。

それを聞いて、お金のこともあるでしょうが、明日はわからないのですから、この瞬間が一期一会なのだと、ふと思いました。