岸和田の波切ホールで、松竹大歌舞伎の、全国巡業中央コースを観に行きました。
岸和田は、初めて。
カーネーションの、コシノ洋服店が、本通りの商店街にありました。
カーネーションの撮影場所の案内が、色あせたまま残っています。
日曜日だからなのか、商店街から、鍛冶屋通り、ずっとシャッターが下りた店がほとんどで、ひつそりとしています。
10分ほど歩くと、急に、巨大なショッピングセンター、立派なホール、映画館のシネコンブレックスが見えました。岸岸和田港がその先に。
歌舞伎の出し物は、歌舞伎十八番、鳴神、と、舞踊
初めに、若手の役者さんによる、歌舞伎の見方、があります。
歌舞伎になじみのない客に、歌舞伎を知ってもらおう、歌舞伎の楽しさを知ってほしいという企画なのです。
歌舞伎の見方を、中村萬之助と坂東亀寿が担当。岸和田歌舞伎の女形がゲストに出てきました。
二人は、全てに出演、大活躍。
大舞台では、目立たない役者さん達に、スポットライトがあたるのも、こういう企画ならでは。
松緑と、時蔵の息子、梅枝との鳴神は、見応えのある充実したものになっていて、舞台の奥行きがないので、客席に臨場感があってとても良かった。
隣の席にいた人と、おしゃべりさせてもらって、幕間はほとんど、席に座ったまま。
日曜日には、岸和田港で、魚の朝一があるそう。
野菜も豊富、魚は新鮮で安い。ショッピングセンターの一階で、お寿司が飛ぶように売れていた。
私は、生魚はあまり食べないようにしているので、横目でにらみながら、安売りのバナナを買った。
幕間に食べふつもりだったが、その時間なくて。
帰りに歩きながら食べた。空きすぎたお腹が、バナナ二本で収まった。