青空に白い雲が流れるように

読んでくださるあなたに。小さな幸せを感じてほしい。そして私も、読んでくださることで、一人じゃない幸せを感じていたい。そんな思いで、あらゆる垣根を持たないて、好奇心のおもむくままに、手を走らせていたい。明日への小さな幸せを求めて。

2016-12-23から1日間の記事一覧

京鹿の子娘5人道成寺

三階席は、全体が見わたせるけれど、やはり、断然、一階の舞台から近い前の席が良い。お囃子も長唄も、ダイナミック。 玉三郎の舞が花打ち所なく、ゆとりがあり、力が抜けていて、身のこなしのなんと、優雅で美しいこと。 最初に、七之助が花道に立ち、勘九…

二人椀久

歌舞伎座12月の舞台、醍醐味はなんといつても、第3部。玉三郎が二つの舞台に出演している。 第3部、昨日は三階席だつたが、一階の6番目に来ると、昨夜とは全然違う。 二人椀久の、玉三郎と勘九郎の舞踊、顔の表情や手の細やかな動きの美しさ、妖艶な魅力、…

第2部、吹雪峠と寺子屋

松也、七之助、中車の3人の出演者で、夫の弟分助造と駆け落ちした妻おえんのふたりは、吹雪の中、小屋を見つけて入っている。夫の陰に怯えながら暮らしていているうちに、助造は病に。お天道様のバチが当たったのだと。 その小屋に、偶然、夫が吹雪の中、入…