フェスティバルホールに、ストラデイブアリウスのサミットコンサートを聴きに行きました。
ベルリンフィルの名手たちが、10台ほどしかない名器を演奏する、特別なコンサートとか。
随分前にチケットは買っていたので、安い席でも、三階の四番目で、通路側を買っていたのです。
安いといっても、8800円。
S席で、12800円で、それほど値段は違わないのですが。
三階は空き席が結構ありました。
夜7時からのコンサートで、平日だからかもしれないけど。
グルーポンサイトで、キョードーが持っているチケットの半額クーポンまで出ていたので、チケットの売れ行きが悪かったのでしょう。
グルーポンで買えるチケットは、開演前に行って引き換えてもらうので、早くから並んで待たないと、ましな席はもらえません。
一度買ったことあるのですが、やはりとうなすける。
さて、脱線しました。
ストラデイバリウスの名器と言っても、演奏者が下手ではまるで、猫に小判なのです。
さすがに、ウィーンフィルの名手達が奏でる音は、素晴らしい。
弦楽器だけで、オーケストラのような響きまで、幅広く豊かに演奏。
休みを挟んで、四季を演奏されたのですが、バイオリンの奏者、四人が、楽章を分けて担当。
最後に演奏した人の音色は、最高でした。
今も耳に残っている。
このコンサートに来た人は、幸運だったと思います。
ベルリンフィルの奏者は、皆日本が大好きなのです。
樫本大ちゃんが、ウィーンフィルのコンサートマスターを務めてから、特に、親日になったのだと思います。
とても、リーダーとしての信頼も高く、新しい弾き方や、変奏に挑戦して、ウィーンフィルをより魅力的な楽団にし、仲間との絆を深くしていると、以前にテレビで見ました。
樫本大ちやんは、まだ新人の頃に、シンフォニーホールで聞いて、有名になるだろうと思っていましたら、ウィーンフィルの、首席奏者になっていたというわけです。感激でした。
ウィーンフィルの名手達による、希少な名器を演奏する演奏会。
アンコールは、三曲もサービスして。